後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は4営業日続落、調整が意識されるなか、物色対象も絞り込みづらい
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13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は4営業日続落、調整が意識されるなか、物色対象も絞り込みづらい
・ドル・円は113円66銭、下げ渋り、国内勢の押し目買いが継続
・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>
■日経平均は4営業日続落、調整が意識されるなか、物色対象も絞り込みづらい
日経平均は4営業日続落。154.21円安の22527.21円(出来高概算7億3000万株)で前場の取引を終えた。10日の米国市場では、税制改革案を巡る上下院の違いから年内の同法案成立に懐疑的な見方が広がっており、投資家心理の悪化が相場の上値を抑えた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の22465円となるなか、利食い優勢の展開となった。ただし下値の堅さも意識されており、一時22474.16円まで下げた後は、22500円を上回っての下げ渋る動きをみせている。
セクターでは石油石炭、その他製品、輸送用機器、サービス、情報通信が小じっかり。一方で、倉庫運輸、海運、不動産、繊維、証券、鉄鋼、鉱業、ゴム製品が冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>が重しに。
日経平均は先週末の価格水準でのこう着となり、下値の堅さは意識されている。指数インパクトの大きい値がさの一角が重しとなっているが、決算評価の物色がみられるなど、地合いは悪くないだろう。とは言え、目先は調整が意識されるなか、物色対象も絞り込みづらいとみられる。
日経平均はボリンジャーバンドの+1σの水準での攻防をみせているが、これを下回ってくるようだと、中心値(25日)辺りまでの調整が意識されてくる。押し目買い意欲は強いとみられるが、25日線辺りが意識されてくるようだと、買いの手も引っ込む格好になりやすいだろう。逃げ足の速い資金での短期的な値幅取りが中心になりやすい面もありそうだ。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■ドル・円は113円66銭、下げ渋り、国内勢の押し目買いが継続
13日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。国内勢による押し目買いが継続し、113円半ば以上を維持した。
週明け東京市場で、日経平均株価の軟調地合いや米10年債利回りの低下基調でドル売り・円買い先行となった。ただ、113円半ば付近は引き続き国内勢による押し目買い意欲が強く、ドルは下値の堅さが目立った。
日経平均は軟調地合いで前引けたものの、ランチタイムの日経平均先物はプラスに切り返しており、日本株反転を期待したドル買い・円売りが観測される。日銀によるETF買入れによる株価の改善も見込まれているようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円50銭から113円71銭、ユーロ・円は131円29銭から132円60銭、ユーロ・ドルは1.1652ドルから1.1665ドルで推移した。
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・T&Gニーズ<4331>や三井金<5706>がストップ高
※一時ストップ高・安(気配値)を含みます
・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>
■経済指標・要人発言
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「FRBの12月利上げを想定。将来的なあらゆる経済ショックに備える必要がある」
・ズマ・南ア大統領
「高等教育無償化、調査報告を精査するまで発表を控える」(声明)
☆後場の注目スケジュール☆
<国内>
特になし
<海外>
特になし
<DM>
2017/11/13 12:30:09