意外感はない調整、中小型株などへ資金がシフトしやすく【クロージング】
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13日の日経平均は大幅続落。300.43円安の22380.99円(出来高概算15億6000万株)で取引を終えた。4日続落は8月16日から22日までの5営業日続落以来となる。10日の米国市場では、税制改革案を巡る上下院の違いから年内の同法案成立に懐疑的な見方が広がっており、投資家心理の悪化が相場の上値を抑えた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の22465円となるなか、利食い優勢の展開となった。その後は下値の堅さも意識されており、22500円を上回っての下げ渋る動きもみられたが、大引け30分前辺りから225先物が下げ幅を広げる格好となり、これを受けてポジション調整の売りが強まるなか、終値ベースでは10月末以来の22400円を下回った。
セクターでは石油石炭、その他製品のみがプラスをキープし、31業種が下落。倉庫運輸、海運、不動産、繊維、証券、鉄鋼、その他金融、陸運などの弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、京セラ<6971>が重しに。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めていた。
出来高は15億株台にとどまっており、薄商いの中をインデックスに絡んだ売りに押された格好となっている。日経平均の9日の乱高下によって、いったんはピーク感が意識されやすい状況であるため意外感はないものの、値幅が出やすいため利益確定が強まる可能性もありそうだ。押し目拾いのスタンスとは言え、手掛けづらさが意識されやすい。一方で決算評価の物色がみられるなど、地合いは悪くないだろう。インデックスに影響を受けづらい、中小型株などへ資金がシフトしやすくなったと考えられる。
<AK>
2017/11/13 16:14:15