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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い展開か、FRB利上げ姿勢堅持で持ち直しも

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い展開を予想したい。米アラバマ州上院補選での民主党候補の勝利でドル売りが先行する見通し。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)が来年に向け利上げ姿勢を堅持するとみられ、ドルは持ち直す可能性がある。

前日行われた米アラバマ州の連邦上院補選は、民主党候補の予想外の勝利となり、トランプ大統領の政策運営の不透明感からドル売りが先行しそうだ。優勢とみられてきた共和党候補がセクハラ疑惑で支持を失い、トランプ政権にとっては手痛い結果となった。上院では与野党の勢力がさらに拮抗し、今後は法案などの採決で共和党から2人が反対に回れば成立が困難となる。海外市場でも選挙結果を消化する展開となり、米株式先物や米10年債利回りの軟調地合いを受け、ドル売りに振れやすい地合いとなろう。

一方、今晩は22時半発表の米国の11月消費者物価指数(CPI)と連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明やイエレンFRB議長の記者会見が注目材料。前日発表された11月生産者物価指数(PPI)は予想を上回る前年比+3.1%となったことから、11月CPIも堅調な内容が期待される。市場コンセンサスは前年比+2.2%と、10月の+2.0%を上回るとともにFRBの目標を維持する見通しで、来年の利上げ方針継続への思惑からドル買いになりそうだ。

その後、FRBはFOMCでの討議を踏まえ日本時間14日4時に声明を発表し、同4時半からイエレン議長が記者会見する。政策金利の0.25ポイント引き上げは、すでに織り込み済み。一方、政策金利見通し(ドットチャート)では2018年に3回、2019年に2回の利上げが見込まれているが、金融正常化のシナリオに変わりがなければドル買いが強まろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・8-10月ILO失業率(予想:4.2%、7-9月:4.3%)
・19:00 ユーロ圏・10月鉱工業生産(前月比予想:0.0%、9月:-0.6%)
・21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:+4.7%)
・22:30 米・11月消費者物価指数(前年比予想:+2.2%、10月:+2.0%)
・04:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表(政策金利は0.25ポイント引き上げ予想)・04:30 イエレン米FRB議長会見




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2017/12/13 17:25:00

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