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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、113円台の利益確定売りに警戒

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。米税制改革法案の成立見込みや日銀による異次元緩和の継続を背景にリスク選好的な円売りが主導する見通し。ただ、113円台はドル売り意欲が観測され、ドルの上値は押さえられそうだ。

トランプ政策の柱である税制改革法の修正案が20日に下院で採決され、賛成多数で再可決した。同法案は早ければ22日にもトランプ大統領が署名する見通し。法案成立はすでに織り込まれているが、今後のトランプ政策の進展を期待したドル買いは目先も続きそうだ。

今晩の海外市場では、22時半発表の米国の7-9月期国内総生産(GDP)確定値が材料視される見通し。今週発表された11月住宅着工件数や中古住宅販売件数が堅調な内容となったことから、7-9月期であるGDP確定値にも上方修正を期待するムードが高まりそうだ。また、日銀が20-21日に開催した金融政策決定会合で現行の異次元緩和の維持を決定したことも市場で意識され、円売り安心感がある程度広がるだろう。

ただし、ドル・円は113円台での強いドル売り意欲が観測され、目先は伸び悩む可能性がある。年内の重要イベント通過に伴う調整の売りも出やすい。また、スペインで21日に行われるカタルーニャ州議会選で独立派が勝利すればユーロ・円は下げに転じるとみられ、それもドル・円を押し下げる一因として警戒したい。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・11月公的部門純借入額(銀行部門除く)(予想:+90億ポンド、10月:+80億ポンド)
・22:30 米・12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:21.0、11月:22.7)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.3万件、前回:22.5万件)
・22:30 米・7-9月期GDP確定値(前期比年率予想:+3.3%、改定値:+3.3%)
・22:30 米・11月シカゴ全米活動指数(予想:0.50、10月:0.65)
・22:30 カナダ・10月小売売上高(前月比予想:+0.3%、9月:+0.1%)
・22:30 カナダ・11月消費者物価指数(前年比予想:+2.0%、10月:+1.4%)
・23:00 米・10月FHFA住宅価格指数(前月比予想:+0.4%、9月:+0.3%)
・24:00 米・11月景気先行指数(前月比予想:+0.4%、10月:+1.2%)
・スペイン・カタルーニャ州議会選挙



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2017/12/21 17:25:00

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