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欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、資源国通貨の上昇に連動も

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想したい。年末の薄商いのなか、米経済指標の下振れなどを手がかりにドル売りに振れやすい見通し。ただ、堅調な原油価格を背景に上昇基調のクロス円に連動する可能性もあろう。

ドル・円は113円00銭と113円50銭にオプションが設定され、今週に入って113円前半でのもみ合いが続いていた。しかし、本日のアジア市場で米税制改革の法案成立以降も続いていたドル買いが後退し、ドル・円は113円を割り込み、一時112円70銭台まで弱含んだ。

前日の海外市場では、米国の12月消費者信頼感指数が予想以上の大幅鈍化となり、長期金利の低下を誘発。景気の拡大基調を期待したドル買いが後退する場面がみられた。今晩も年末の薄商いのなか、先週分新規失業保険申請件数(22時半)や12月シカゴ購買部協会景気指数(23時45分)の発表が材料となるが、シカゴ指数は前月を下回ると予想されており、ドル買いは慎重になろう。

また、北朝鮮に関する報道もリスク要因としてやや意識されている。米国メディアなどによると、北朝鮮は新たなミサイル発射を準備している兆候が確認された。詳細に関しては明らかになっていないものの、韓国メディアが数日前から北朝鮮による人工衛星打ち上げの可能性を報じており、リスク回避的な円買いがドル・円をさらに下押しする可能性もある。

一方、リビアの原油パイプラインの爆発を受け、NY原油先物が一時1バレル=60.01ドルまで上昇するなど原油価格が堅調となり、カナダドルや豪ドル、NZドルなど資源国通貨がドルや円に対して買われやすい地合いとなっている。ユーロ・円は約2年ぶり高値圏を維持。今晩の海外市場でもクロス円の買いが続けば、ドル・円の下げは限定的となろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧州中央銀行(ECB)月報
・18:30 英・11月銀行協会住宅ローン承認件数(10月:40488件)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:24.0万件、前回:24.5万件)
・22:30 米・11月卸売在庫速報値(前月比予想:+0.3%、10月:-0.5%)
・23:45 米・12月シカゴ購買部協会景気指数(予想:62.0、11月:63.9)
・03:00 米財務省7年債入札(280億ドル)






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2017/12/28 17:25:00

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