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欧米為替見通し:ドル・円は上げ渋りか、米雇用統計受けたドル買いは限定的に

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

今日の欧米外為市場では、ドル・円は上げ渋る展開を予想する。今晩発表の米国の1月雇用統計の堅調な内容が好感され、ドル・円は短期的に節目の110円台を回復する見通し。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)の3月利上げ観測によるドル買いは一巡し、相対的にユーロの底堅い値動きに押されそうだ。

今晩の取引では22時半発表の米国の1月雇用統計が焦点で、市場コンセンサスは失業率4.1%(前回4.1%)、非農業部門雇用者数は前月比+18.0万人(同+14.8万人)、平均時給は前年比+2.6%(同+2.5%)。1月30-31日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で、目先のインフレに関して上昇の見通しが示されたことから、1月分の賃金が予想以上となれば3月利上げ観測を背景としたドル買いが強まりそうだ。

ドル・円は2018年に入ってやや下落傾向が強まり1月24日には節目の110円を割り込んでいるため、雇用統計を手がかりに終値ベースで110円台を回復できるか注目したい。ただ、昨晩発表された米国の1月ISM製造業景気指数は59.1と予想の58.6を上回ったが、前回の59.3からは鈍化。特に、雇用指数は予想と前回を下回る54.2にとどまり、昨年5月以来の低い水準となったことで、非農業部門雇用者数の下振れもありえよう。

一方、引き続きユーロ・ドルの値動きが警戒される。1.25ドル以上では利益確定の動きが観測され、足元の水準はユーロ売りが強まりやすいが、欧州中央銀行(ECB)の出口戦略への思惑は根強く、ユーロは買い継続が予想される。目先もユーロ・ドルが上値を試す展開となれば、ドル・円への下押し圧力となるだろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・1月建設業PMI(予想:52.0、12月:52.2)
・19:00 ユーロ圏・12月生産者物価指数(前年比予想:+2.3%、11月:+2.8%)
・22:30 米・1月非農業部門雇用者数(予想:+18.0万人、12月:+14.8万人)
・22:30 米・1月失業率(予想:4.1%、12月:4.1%)
・22:30 米・1月平均時給(前年比予想:+2.6%、12月:+2.5%)
・24:00 米・12月製造業受注(前月比予想:+1.5%、11月:+1.3%)
・24:00 米・12月耐久財受注改定値(速報値:前月比+2.9%)
・24:00 米・1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:95.0、速報値:94.4)
・03:30 カプラン米ダラス連銀総裁(教職員退職制度関連の会合)
・05:30 ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁講演(金融業界で働く女性関連の会合)



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2018/02/02 17:25:00

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