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欧米為替見通し:ドル・円は軟調か、世界的株安で週明け107円台に警戒も

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欧米為替見通し:ドル・円は軟調か、世界的株安で週明け107円台に警戒も

9日の欧米外為市場では、ドル・円は軟調地合いを予想したい。米国を震源とした世界的な株安を背景にリスク回避的な円買い主導の相場展開となる見通し。12日は東京市場が建国記念日(振替休日)による休場で、機関投資家などのドル買いが手薄になるため、108円台を維持できなくなる可能性もあろう。

前日の米株式市場ではNYダウが今週2度目となる1000ドル超の下落となり、クロス円を中心に円買いが強まった。特に、英中銀が金融政策委員会(MPC)で成長見通しを引き上げ、早期利上げの必要性を示唆したことで、ポンド・円は152円付近から154円付近まで急伸していたのが、その後の米株安を受け150円後半まで押し下げられた。

米国株はトランプ政権発足前後から1年余りの間、ほぼ右肩上がりで上昇基調が続いたため、調整局面に入ったとみられても不自然ではない。本日のアジア取引時間帯の米株先物は切り返しており、今晩の米国株はいったん自律反発も期待されよう。ただ、前日も先物はプラス圏で推移しながら現物は大きく下げており、なお予断を許さない状況だ。

また、本日は上海総合指数が前日比一時6%超も下げるなど、米株安の影響が世界的に広がりつつある。一方、米国では連邦政府のつなぎ予算が日本時間9日午後に期限切れとなり、新たな予算案で与野党の対立が継続。先月に続いて政府機関の一部が閉鎖され始めている。議会で新たな予算案が可決されるまでは株式市場の重しとなろう。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・12月鉱工業生産(前月比予想:-0.9%、11月:+0.4%)
・18:30 英・12月貿易収支(予想:-115.50億ポンド、11月:-122.31億ポンド)
・22:30 カナダ・1月失業率(予想:5.8%、12月:5.8%←5.7%)
・24:00 米・12月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.2%、速報値:+0.2%)


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2018/02/09 17:25:00

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