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欧米為替見通し:ドル・円は下値を模索か、麻生発言や米経済指標に警戒

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

15日の欧米外為市場では、ドル・円は下値を模索する展開を予想したい。足元の取引で観測される仕掛け的な円買いが継続する見通し。麻生財務相の介入不要発言が改めて注目され、米経済指標に予想通り悪化が目立つようであれば、ドル・円は一段安となりそうだ。
前日の海外市場では、米国の1月消費者物価指数(CPI)が堅調となり、連邦準備制度理
事会(FRB)の利上げペース加速観測を後押し。原油反発や米企業業績を好感して株高になるなかで、一時ドル買いになった。一方、同時発表の1月小売売上高が低調となったことがその後に材料視され、景気拡大の足かせになるとの見方からドル買いは後退。本日のアジア市場でもその流れを受け継ぎ、仕掛け的なドル売りが徐々に広がった。

ある市場筋は、足元のドル・円の動きについて、「前日107円32銭(昨年のドル安値)をあっさり割り込んだ影響は大きい」と指摘。また、麻生財務相が午前の国会答弁で「特別に介入しなければいけないというほど急激な円高ではないし、円安でもない」と発言し、円売り介入の可能性を否定しており、今晩の海外市場でも思惑的な円買いが強まる可能性がある。

また、米国の経済指標も手がかりとなる。1月生産者物価指数(PPI)は前月を上回る伸びが予想され、上振れとなった前日の1月消費者物価指数(CPI)と合わせインフレ上昇が確認されれば、ドル買いにつながろう。反面、2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や1月鉱工業生産などは低下、先週分新規失業保険申請件数は増加が予想されており、最終的にはドル売りが勝る可能性もある。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・12月貿易収支(予想:+270億ユーロ、11月:+263億ユーロ)
・22:30 米・1月生産者物価指数(前月比予想:+0.4%、12月:0.0%←-0.1%)
・22:30 米・2月NY連銀製造業景気指数(予想:18.0、1月:17.7)
・22:30 米・2月フィラデルフィア連銀製造業景況指数(予想:21.6、1月:22.2)
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:22.8万件、前回:22.1万件)
・23:15 米・1月鉱工業生産(前月比予想:+0.2%、12月:+0.9%)
・23:15 米・1月設備稼働率(予想:78.0%、12月:77.9%)
・24:00 米・2月NAHB住宅市場指数(予想:72、1月:72)
・06:00 米・12月対米証券投資収支(11月:ネット長期有価証券+575億ドル)



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2018/02/15 17:25:00

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