先物主導で値がさ株の一角が切り返す【クロージング】
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15日の日経平均は反発。26.66円高の21803.95円(出来高概算11億7000万株)で取引を終えた。14日の米国市場では、米中貿易摩擦への懸念からNYダウは248ドル安となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の21555円、円相場は1ドル106円30銭台での推移となるなか、これにサヤ寄せする格好から売りが先行した。その後円相場が1ドル105円台と円高に振れるなか、前場半ばには先物主導で21555.49円まで下げ幅を拡大させる場面もみられた。
しかし、後場に入るとファーストリテ<9983>など指数インパクトの大きい値がさ株の一角が先物主導のインデックス買いから切り返しており、この影響から日経平均もプラス圏に浮上している。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテがプラスに転じていたほか、TDK<6762>、ユニファミマ<8028>、丸井G<8252>、ダイキン<6367>がけん引。
日経平均は25日線を割り込む場面もみられたが、後場はショートカバーが優勢となり、終値では25日線を上回っている。一目均衡表では基準線での攻防となったほか、遅行スパンは実線と交差しており、現在の価格水準であれば、来週にも上方シグナルを発生させてくる。円相場は円高に振れて推移しているが、先物主導のインデックス売買が中心のため、円高を嫌気した売買は限られているようである。
引き続き国内外の政治リスクを警戒しつつ、期末を意識した物色になりやすいだろう。個人主体の売買としては、外部リスクを避ける狙いからも、中小型株にシフトしやすいと考えられる。業績面のほか、配当志向による物色も意識される。(村瀬智一)
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2018/03/15 16:01:24