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欧米為替見通し:ドル・円は下値の堅い展開か、ドル売り一巡後は買い戻しも

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

3日の欧米外為市場では、ドル・円は下値の堅い展開を予想する。米中貿易摩擦への懸念を背景にドル売り・円買いに振れやすい見通し。ただ、105円台は値ごろ感による買い戻しが観測され、ドルの下げは小幅にとどまる可能性があろう。

米国が先月踏み切った鉄鋼・アルミ製品の輸入制限に対し、中国政府は2日、米国産の豚肉や果物への報復関税を決めた。米中両国は前週、協議による解決を目指すとしていたことから全面的な貿易戦争は回避されたとみられていた。しかし、中国の対抗措置により、通商摩擦への懸念が再燃し、足元は株安を通じてドル売り・円買いの流れに振れやすい。米ホワイトハウスは中国に対し、「不公平な貿易慣行をやめる必要がある」と批判。米国は中国からの投資制限を検討しているとみられる。両国関係が悪化した場合、来月にも行われる見通しの米朝首脳会談への影響も小さくなく、東アジアの安定化への警戒も広がろう。

そうしたなか、今晩の海外市場でドル・円の下げは前日同様、小幅にとどまる見通し。4連休明けの欧州市場でも米中間の貿易摩擦を消化する動きとなり、ドル売り・円買いが先行するだろう。ただ、アジア市場では新年度入りによるドル買い需要から105円後半で底堅い値動きが続いた。今週末に予定される米国の3月雇用統計を見極めたいとの思惑もあり、ドル売りは慎重のようだ。ドル・円は105円後半で下値の堅さが確認されれば、欧米市場ではショートカバーのドル買いに転じる可能性もある。また、米株先物が現時点で堅調な値動きであり、前日大きく下げた米国株の自律反発も期待されよう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・3月製造業PMI改定値(予想:56.6、速報値:56.6)
・17:30 英・3月製造業PMI(予想:54.7、2月:55.2)
・22:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演(地域経済フォーラム)
・05:30 ブレイナード米FRB理事講演(金融安定化)




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2018/04/03 17:25:00

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