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ユーロ週間見通し:上げ渋りか、ECB当局者のユーロ高けん制に警戒

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

■弱含み、イタリアの政治不安などが嫌気される

先週のユーロ・ドルは弱含み。ユーロ圏の3月消費者物価指数速報値の伸びが拡大したことや、2月失業率が低下したことがユーロ買い材料になった。しかし、米国の雇用拡大により連邦準備理事会(FRB)の利上げペースは加速する可能性があるとの見方が浮上し、ユーロ買いは縮小した。イタリアの政治不安もユーロ売り材料となったようだ。取引レンジ:1.2215ドル-1.2345ドル。

■底堅い展開か、米通商政策への懸念でユーロ買いも

今週のユーロ・ドルは底堅い展開か。欧州中央銀行(ECB)による金融正常化方針への期待は継続するものの、当局者はユーロ高へのけん制を弱めておらず、積極的なユーロ買いは手控えられそうだ。ただ、米トランプ政権が国益最優先の通商政策に傾倒しており、米国経済への影響懸念でユーロが選好される可能性は残されている。

予想レンジ:1.2150ドル−1.2450ドル

■底堅い動き、米ドル高・円安に連れる展開

先週のユーロ・円は底堅い動きとなった。米中貿易摩擦をめぐる状況をにらみながら、ドル・円が105円台まで下落後、107円台半ばまで上昇した動きに連れる展開となった。
ただ、イタリアでポピュリズム政党と移民排斥政党との連立の可能性が高まっていることから、リスク選好的なユーロ買いは週末前に一服した。取引レンジ:129円98銭-131円62銭。

■上げ渋りか、ECB当局者のユーロ高けん制に警戒

今週のユーロ・円は上げ渋りか。ECBは金融緩和策の早期縮小を検討するとの見方は根強く、ユーロ買いに振れやすい地合いが続きそうだ。ただ、ECBの理事会メンバーなどからユーロ高をけん制する発言が何度も聞かれており、ユーロ買いは慎重になりやすい。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・12日:2月鉱工業生産(前月比予想:+0.4%、1月:−1.0%)
・13日:2月貿易収支(1月:+33億ユーロ)

予想レンジ:130円00銭-132円00銭




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2018/04/07 14:49:40

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