外需セクターへの資金シフトを意識【クロージング】
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19日の日経平均は小幅ながら5営業日続伸。32.98円高の22191.18円(出来高概算15億7000万株)で取引を終えた。18日の米国市場は、IBMの下落が重しとなったが、前日の時間外で下げていたこともあり、織り込み済み。一方で金属大手のアルコアは、取引終了後に1-3月期決算を発表し、時間外では上昇して推移していた。さらに、ロシアの世界的なアルミニウム製造メーカー、UCルサールに対する米国の制裁措置を受け、非鉄金属の需給ひっ迫が想定される状況となり、アルミニウムやニッケルなど商品市況の上昇が材料視された。
この流れから非鉄金属、鉄鋼セクターを中心に物色が強まり、日経平均は一時22360.65円まで上げ幅を広げた。ただし、その後は連日の上昇に対する戻り売りも意識されるなか、こう着感が強まると、大引けにかけては上げ幅を縮めており、22200円台をキープできなかった。日米首脳会談が無難に通過したことでアク抜けも意識されていたが、一方で財務省問題など、国内政治リスクに対する警戒感、本格化する決算発表を見極めたいとするムードもあり、積極的な上値追いの流れは限られた。
日経平均は22300円を回復した後は、こう着感の強い相場展開となったが、価格帯別出来高では商いが積み上がっている水準でもあり、利益確定の売りが出やすい価格帯でもある。そのため、上値の重さはさほど嫌気されることはないだろう。一方で商品市況の上昇や米アルコアの好決算を受けて非鉄株など資源関連へ物色が向かうなど、内需中心の物色からシフトしている点においては、市場は正常化に向かっていると考えられる。米国では今後主力ハイテク株の決算等が続くこともあり、決算評価から外需セクターへの資金シフトがみられてくるようだと、22300-22500円辺りの商いが積み上がっている水準突破は速そうだ。(村瀬智一)
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2018/04/19 16:15:24