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出遅れているセクターや銘柄、決算を再評価する動き【クロージング】

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

21日の日経平均は3営業日続伸。72.01円高の23002.37円(出来高概算12億9000万株)で取引を終えた。終値で23000円を回復するのは2月2日以来、約3ヵ月半ぶりとなった。18日の米国市場は上値の重い展開となり、シカゴ先物も大阪比で弱い動きだったが、為替市場での円安基調が支援材料となった。また、米国と中国は貿易戦争を起こさず、お互いに関税を課すことを止めることで合意したと報じられており、解決には長い時間を要することになろうが、一先ず貿易戦争回避で合意したことで警戒感は和らぐ格好となった。

ただし、23000円回復もこう着感の強い相場展開が続いており、狭いレンジでの取引となっている。出来高は4月2日以来の13億株を下回っており、インデックスに絡んだ売買に支えられた格好。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、TDK<6762>、トレンド<4704>、日東電<6988>が堅調。東証1部の騰落銘柄は僅かに値上がり数が過半数を占めている。セクターではガラス土石、機械、空運、情報通信が上昇。半面、保険、その他製品、海運、その他金融、鉄鋼、倉庫運輸がさえない。

日経平均はインデックス売買が中心ではあるが、約3ヵ月半ぶりに23000円を回復した。また、出来高は低水準であるが、マザーズ指数、JASDAQ平均が上昇したほか、決算評価の流れが継続しているほか、出遅れ修正の動きもみせてきており、センチメントは改善傾向にあるだろう。米朝首脳会談を控えて積極的には手掛けづらい状況は余儀なくされそうだが、相対的に出遅れているセクターや銘柄、決算を再評価する動きも幅広く見られてきてくることで、じり高基調が続くことになりそうだ。また、インデックス売買に振らされる局面においても、中小型株物色がセンチメントを支える格好になりそうだ。(村瀬智一)



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2018/05/21 16:22:42

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