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セイコーホールディングス---ウオッチ事業のさらなる成長で増益スピード加速

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

セイコーホールディングス<8050>はSEIKOブランドの時計のほか、電子部品事業、システムソリューション事業も展開。1969年に世界初のクオーツウオッチを発売など、技術力の高さや精度に定評。

2015年3月期は、眼鏡事業の連結除外による影響により売上高で前期比4.8%減の2,934.72億円と減収になったが、為替差益や持分法投資損益の改善などで経常利益は同21.7%増の123.73億円と増益となった。

ウオッチ事業のさらなる成長を核に、2016年3月期は売上高で前期比9.0%増の3,200億円、経常利益で同29.3%増の160億円と利益成長スピードの加速が見込まれている。インバウンド需要に加えて、円安による採算改善なども収益拡大に寄与する見通し。あらためてスイスフラン急騰による優位性の高まりなどを好望視する動きも出てこよう。スイスには、ブレゲ、ロレックス、オメガなど高級腕時計メーカーの大半が集まっているが、自国通貨高により輸出競争力が低下するとの見方。

また、今年度第3四半期にはアナログ半導体事業を日本政策投資銀行との共同出資会社とし、外部資金や必要な知見の活用により、更なる成長を目指している。




<SF>

2015/07/01 08:37:43

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