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サン電子 Research Memo(4):売上高は5期連続で過去最高を更新する見通し

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html


■決算概要

(2) 2016年3月期の業績予想

サン電子<6736>は2016年3月期の業績予想として、売上高を前期比0.6%増の27,500百万円、営業利益を同18.2%増の2,700百万円、経常利益を同31.5%増の2,700百万円、当期純利益を同33.6%増の2,000百万円と増収増益を見込んでおり、売上高は5期連続で過去最高を更新する見通しである。

事業別予想の具体的な開示はないが、フォレンジックを中心に需要が拡大しているモバイルデータソリューション事業が大きく伸長するとともに、M2M事業やゲームコンテンツ事業も好調に推移する見通しであり、注力する情報通信分野の売上高が65%(前期は54.7%)に拡大する計画となっている。一方、エンターテインメント分野については、引き続き、厳しい業界環境を考慮した予想としているようだ。

損益面でも、情報通信分野の成長に向けた積極的な投資が予定されているものの、増収による先行費用の吸収や、前期の一時的なコスト要因の解消等により、営業利益率は9.8%(前期は8.4%)に大きく改善する見込みである。

事業別の業績見通しと前提条件は以下のとおりである。

モバイルデータソリューション事業は、フォレンジック向けを中心に前期並みの伸び率(円安の影響を除いて約20%増)を見込んでいるようだ。ただ、想定相場を1ドル115円に設定していることから、現在の実勢相場から判断すると、今期についても円安の影響が業績の上振れ要因となる可能性がある。

その他事業は、M2M事業とゲームコンテンツ事業が好調に推移する見通しである。特に、M2M事業は前期商談ベースであったものが業績寄与することに加え、Bacsoft社との連携によるM2Mプラットフォーム事業が順調に立ち上がる想定となっている。ただ、損益面では、ARに対する本格投資の開始など新規事業に対する積極的な投資を行う方針から、依然として費用先行の状態が続くものとみられる。

一方、遊技台部品事業及びホールシステム事業については、厳しい業界環境をふまえた予想をしているようである。特にホールシステム事業については、業界環境の悪化に伴うリスクを最小限に抑えながら縮小均衡を目指す方針としている。

弊社では、世界中で需要拡大の余地が大きいモバイルデータソリューション事業において、拠点増設の効果が期待できることやM2M事業が軌道に乗ってきたことに加え、エンターテインメント分野に対しては厳しく業界環境を織り込んでいることなどから、同社予想の達成は可能であると判断している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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2015/07/02 16:51:48

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