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フォーカスシステムズ Research Memo(8):セグメントごとに人材育成・体制構築を中心とした戦略を打ち出す

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

■中期的な業界展望と経営戦略

フォーカスシステムズ<4662>を取り巻く事業環境を見ると、国内IT投資は、アベノミクスの進展による緩やかな景気回復の進展に加えてクラウド化の加速により、ハードウェア投資の減少が予想される一方で、ソフトウェアを中心とした投資は堅調な状況が続くと予想されている。しかし、ユーザーのコスト意識は高く、ITサービス企業の競争も激しいため、事業者の受注価格は厳しい状況にある。

中期的にIT投資をテーマ別に見ると、マイナンバー制の導入、医療保険制度改革、電力自由化など制度改革に絡んだIT投資が需要を押し上げる見通し。さらに、クラウドサービスの普及、ビッグデータの積極的な活用進展などにより、情報セキュリティに関する企業の関心は一段と高まる傾向にあり、セキュリティ投資は着実に増加傾向をたどると考えられる。

同社では対外的に発表した具体的な経営目標はない(リーマン・ショック後の業績不振期には安定して売上高経常利益率5%以上を確保する社内目標があったようだ)。足元では、経済状況に左右されない盤石な企業となるべく、事業セグメントごとに人材育成・体制構築を中心とした戦略を打ち出している。

●公共関連事業
官公庁向けの各情報処理システムの開発で培ったノウハウをベースに、今後制度改革にあわせて更改が予定されているシステム開発プロジェクトに対応できる人材確保と体制の維持を図り、確実な受注獲得を行う。さらに、インフラビジネスではユーザーニーズにすべて対応できる要員数を確保するために、多数の技術者を育成する。

●民間関連事業
インターネット普及拡大等の進化に伴うネットワーク技術、セキュリティ技術とクラウドに代表される大規模データ処理等の最先端技術への対応が必要とされる民間企業の新規システム構築・更改と運用保守を受注するための人材育成。

●セキュリティ機器関連事業
国内外のセキュリティ製品開発企業との連携強化により、同社が持つセキュリティ機器関連製品とサービスのシェアを拡大するため、営業企画提案ができる人材の拡充を図る。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正)



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2015/07/22 16:52:29

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