注目銘柄ダイジェスト(前場):スズキ、ニコン、クルーズなど
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
スズキ<7269>:4664.5円(前日比+197円)
買い優勢。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は552億円で前年同期比8.3%増益、市場コンセンサスを40億円程度上振れている。先の観測報道どおりでインパクトは限定的であるが、注目されるインド事業の好調にあらためて評価が高まる格好へ。また、前日に伝わっているが、サード・ポイントによる株式保有も引き続き思惑材料視されているようだ。サード・ポイントもインド事業の高い価値を指摘している。
カルビー<2229>:5180円(前日比-430円)
売り優勢。前日に発表した第1四半期決算では、営業利益は61億円で前年同期比3.9%増となり、市場予想を5億円程度下回ったと見られる。売上は2ケタ成長となったものの、需給バランスの悪化から収益性が悪化する格好になったようだ。2割近い強気の営業増益見通し達成に不透明感が強まるスタートになっている。高値圏にある株価の利食い売りのきっかけにつながる。
ニコン<7731>:1519円(前日比+51円)
朝方から買いが先行。前日にCIPAが6月分の生産・出荷統計を公表、レンズ交換式カメラの出荷台数は前年比13%増、2013年1月以来のプラス転換を果たしており、ポジティブなインパクトにもつながっているもよう。デジタル一眼レフカメラも同10%増加のもようで、デジカメ関連市場には底打ち期待も高まる方向に。
ブラザー<6448>:1828円(前日比+139円)
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表している。営業利益は153億円で前年同期比7.4%減益、市場予想は10億円程度下回る水準となったが、ドミノ買収費用負担などを考慮すれば、実質的には上振れと捉えられる形に。消耗品の売上好調や産業機器も上振れしたもよう。株価は足元で警戒感の強まりを反映していたため、想定以上に底堅い決算を受けて買い戻しなども優勢となる格好に。
ストリーム<3071>:217円(前日比+23円)
一時228円まで急伸。子会社のエックスワンが3日、エイジングケアサプリメント「XELESANTE(エックスエレサンテ)Biox Suiso(バイオックス水素)」を発売したと発表している。人間の細胞を分子構造のレベルから安定化させることで、究極のエイジングケアを目指す商品という。「XELESANTE」シリーズはビューティープロデューサーの及川尚輔氏がプロデュースするブランドで、同商品は第2弾になる。
クルーズ<2138>:3940円(前日比-365円)
大幅続落。15年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比7.0%減の51.02億円、営業利益は同65.7%減の1.60億円と大幅な減益で着地した。ブラウザゲームの売上減少に加え、夏物セール時期に向けた「SHOPLIST.com」のクロスメディアの大規模プロモーションや、スマートフォン向けゲーム「エレメンタルストーリー」の新規リリースに伴うプロモーションの実施で宣伝費を積極投入したことが減益要因となった。
EG<6050>:2938円(前日比+447円)
大幅に3日続伸。14年10月-15年6月期(第3四半期累計)決算と同時に、15年9月期業績予想の上方修正と株式分割実施を発表している。第3四半期累計の営業利益は前年同期比75.5%増の2.45億円で着地した。通期営業利益見通しは従来の2.14億円から2.80億円(前期は2.00億円)へと引き上げている。また、9月30日を基準日として、1株につき3株の割合で株式分割を実施する。
日本ライフL<7575>:2575円(前日比+321円)
大幅に3日続伸。15年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比12.7%増の67.44億円、営業利益は同4.4倍の6.47億円と大幅な増収増益で着地した。上期の営業利益見通し9.66億円に対する進捗率は約67%となっている。リズムディバイスでは、3月にMRI(磁気共鳴画像)検査に対応した心臓ペースメーカの販売を開始したことが寄与した。また、EP/アブレーション及び外科関連でも自社グループ製品が好調に推移した。
<KS>
2015/08/04 11:41:23