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ソフト99 Research Memo(1):カーワックスや洗浄剤、補修材などのカー用品大手

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

ソフト99コーポレーション<4464>は、カーワックスや洗浄剤、補修材などのカー用品の大手。鈑金塗装などサービス事業へと展開。子会社で展開するポーラスマテリアル事業はハイテク業界向け精密洗浄・吸収・研磨剤で高シェアを持つ。2015年1月にTPMS(Tire Pressure Monitoring System:タイヤ空気圧監視装置)の企画・開発・販売を行う(株)オレンジ・ジャパンを子会社化し、新たな収益源として育成する。

2015年3月期の業績は、売上高が前期比1.2%減の21,343百万円、営業利益が同6.0%減の1,750百万円となった。新車販売の減少や消費増税の影響などにより、主力のファインケミカル事業の収益が低迷したことが主因だ。

2016年3月期は売上高が前期比3.5%増の22,100百万円、営業利益が同横ばいの1,750百万円となる見通し。主力のファインケミカル事業、ポーラスマテリアル事業の拡大を見込んでいる。利益ベースではTPMS事業や介護予防支援事業の立ち上げ負担増があることから前期並みの水準にとどまるが、営業、開発部門が一体となって事業拡大に取り組む体制が構築されてきており、売上高は3期ぶりの増収に転じる見通しだ。特に、TPMS事業は国内ではまだ法規制化されていないものの、事故防止やコスト削減効果といったメリットにより、運輸運送業者向けの引き合いが増加しており、今後の成長が期待される。

財務体質は良好で、投資有価証券も含めたネットキャッシュは2015年3月末で約190億円と、現在の株式時価総額(6月12日時点で約180億円)を上回る水準となっている。株価は実績PBR(1株当たり純資産)で0.42倍の水準と評価不足が顕著であり、ROEは2%台と低水準にとどまっている。同社は過去から高収益体質を維持しており、長年の利益の積み重ねの結果、事業規模に比べて資産規模が大きくなっている。今後は、既存事業においては「利益の伴う事業拡大」を意識し、各事業における利益率向上の取り組みをすすめながら、ROIC(投下資本利益率)の上昇を目指していく。ここ数年足踏みが続いていた業績の成長トレンドが確認されれば、株式市場での注目度も高まるものと予想される。

■Check Point
・ファインケミカル事業が収益柱、他の事業も安定した収益を上げる
・営業と開発部門の一体感が醸成され、業績は拡大局面に
・「利益の伴う事業拡大」に注力し営業利益率10%を目指す

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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2015/08/04 16:08:41

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