サンコーテクノ---第1四半期は減収減益、主力製品の販売が伸び悩む – フィスコ in とれまが

サンコーテクノ<3435>は11日、2016年3月期第1四半期（4-6月）の決算を発表。売上高は前年同期比5.7%減の35.46億円、営業利益は同35.7%減の1.57億円、経常利益は同38.8%減の1.47億円、四半期純利益は同41.8%減の0.84億円となった。

ファスニング事業において、マンションや商業施設の需要が鈍化したほか、メガソーラーの設置工事の遅れなどにより、主力製品である金属系・接着系あと施工アンカーの販売が低調に推移したことが影響した。機能材事業は国内販売が伸び悩んだものの、円安の影響により海外販売が好調に推移。また、電子基板関連やアルコール測定器の販売は好調に推移し、FRPシート関連は前年とほぼ同水準となった。

通期業績は、売上高が前期比5.4%増の188.00億円、営業利益が同7.2%増の16.20億円、経常利益が同6.0%増の16.00億円、当期純利益が同3.5%減の10.75億円と期初計画を据え置いている。なお、年間配当金は前期比3.00円増の18.00円を計画。



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