注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、ラオックス、FFRIなど
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
ソフトバンク<9984>:7460円(前日比-228円)
大幅反落。中国アリババが4-6月期の決算を発表、売上高は28%増と約3年ぶりの低い伸びにとどまり、アナリスト予想を下回っている。商品総取扱高も34%増と約3年ぶりの低い伸びとなったようだ。決算を受けて株価は5%超の下落となっている。同社にとっては含み益の減少などが弱材料視される格好に。中国個人消費の先行き懸念も波及する状況か。なお、スプリント株の買い増しに関しては、取得株数が限定的で特に材料視されていないか。
ラオックス<8202>:466円(前日比+6円)
反発。中国の元切り下げを背景としてインバウンド需要の鈍化懸念が強まり、前日は他のインバウンド関連銘柄同様に売り圧力が強まった。本日も軟調なインバウンド関連銘柄が多いが、同社は本日の引け後に上半期の決算発表を控えていることで、決算期待が優勢になってきているようだ。第1四半期営業利益は18.3億円、大幅増益の通期計画に対しても40%超の進捗率となっていた。
木村化工機<6378>:619円(前日比+94円)
一時ストップ高。前日に第1四半期の決算を発表、営業損益は5.2億円の黒字に転換、前年同期比では6.4億円の損益改善となっている。上半期予想は1.2億円から6.9億円に、通期では7.7億円から11.7億円に上方修正へ。原発関連としての位置づけも高く、原発再稼働の流れもメリットになると見られ、好決算発表が株価見直しのきっかけにつながる格好へ。
エンバイオHD<6092>:962円(前日比-220円)
大幅反落。15年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比61.3%増の5.21億円、営業損益は0.03億円の黒字(前年同期は0.18億円の赤字)、経常損益は0.02億円の赤字(同0.25億円の赤字)、純損益は0.05億円の赤字(同0.20億円の赤字)で着地した。通期計画では純損益が1.72億円の黒字(前期は0.12億円の黒字)と見込まれており、第1四半期の最終赤字スタートがネガティブ視されているようだ。
倉元<5216>:354円(前日比-74円)
急落。15年1-6月期(第2四半期累計)決算と同時に、15年12月期業績予想の下方修正を発表している。第2四半期累計の営業損益は1.56億円の赤字(前年同期は0.34億円の赤字)となり、従来予想の3.00億円の黒字を下回って着地した。また、通期営業利益見通しを従来の7.70億円から2.40億円へと引き下げた。競争激化によりガラス基板事業の落ち込みが大きいという。
メドピア<6095>:1126円(前日比-399円)
ストップ安。14年10月-15年6月期(第3四半期累計)決算と同時に、15年9月期業績予想の下方修正を発表している。第3四半期累計の営業利益は前年同期比32.2%減の1.20億円で着地した。また、通期営業利益見通しを従来の3.00億円から1.20億円へと引き下げた。主要顧客の属する製薬業界全体において広告審査体制等の見直しが検討されるなか、一部製薬企業からの新規発注が減少したという。
FFRI<3692>:10480円(売り気配)
ストップ安売り気配。15年4-6月期(第1四半期)決算を発表している。売上高は前年同期比15.8%減の1.38億円、営業損益は0.54億円の赤字(前年同期は0.33億円の黒字)で着地した。減収に加え、販管費が前年同期の0.96億円から1.60億円に増加したことが損益面の重しとなった。一部では同水準の営業赤字も予想されていたが、事前の期待が高かったこともあり、ネガティブ視した売りが膨らんでいる。
ルーデン<1400>:265円(前日比+61円)
急伸。15年1-6月期(第2四半期累計)決算と同時に、15年12月期業績予想の修正を発表している。第2四半期累計の営業利益は前年同期比30.5%減の0.67億円で従来予想1.17億円を下回ったものの、経常利益は同60.5%増の1.54億円となり従来予想1.16億円を上回って着地した。また、通期営業利益見通しを1.91億円から1.81億円へと引き下げる一方、経常利益見通しを1.90億円から2.79億円へと引き上げた。
<KS>
2015/08/13 11:44:41