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クリレスHD Research Memo(1):積極的M&Aで成長性のある業態を取り込み、新たな成長ステージに

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>は、ショピングセンター内のレストラン及びフードコートの運営を主力とするとともに、M&Aにより獲得した居酒屋業態や飲食店業態も展開している。集客力の高い立地へのこだわりとそれぞれの立地環境(地域特性や顧客属性、競合状況等)に見合った業態の組み合わせによるマルチブランド・マルチロケーション戦略に特徴があり、それが同社の主力事業を支えてきた。現在の店舗数は約190業態で761店舗となっている(2015年8月末現在)。また、最近では、駅前好立地での24時間営業により人気業態となっている海鮮居酒屋など、積極的なM&Aを通じて成長性のある業態を同社の成長に取り込む「グループ連邦経営」により高い成長性を実現しており、同社は新たな成長フェーズに入ったとみられる。

今期(2016年2月期)に入ってからも、6月に関西圏に高い認知度を誇る和食レストランチェーン「かごの屋」を展開する(株)KRフードサービス(以下、KR)のほか、8月には人気のテーマパークレストラン「レインフォレストカフェ」等を展開する(株)アールシー・ジャパン(以下、RCJ)を連結子会社化した。

2016年2月期上期の業績は、売上高が前年同期比31.8%増の44,212百万円、経常利益が同31.2%増の3,621百万円と大幅な増収増益であった。同社は、KRを連結化したことに伴い、第1四半期決算の発表時に業績予想(上期及び通期)の増額修正を行っているが、売上高、各利益ともにそれをさらに上回る進捗となった。KRの連結化による業績寄与(2ヶ月分)に加え、順調に店舗数を拡大している海鮮居酒屋業態「磯丸水産」が業績の伸びをけん引している。また、前回の修正業績予想を上回ったのは、主力の(株)クリエイト・レストランツ(以下、CR)カテゴリーにおける既存店売上高が想定を上回って好調であったことが主因である。

同社は、上期決算が業績予想を上回ったことや、子会社のSFPダイニング(株)の決算期変更により14ヶ月分が連結対象となることなどを踏まえ、2016年2月期の業績予想に対して2回目の増額修正を行った。修正後の業績予想として、売上高を前期比47.2%増の102,000百万円、経常利益を同64.2%増の7,200百万円と更なる業容拡大を見込んでいる。

同社は、M&Aを通じた「グループ連邦経営」が軌道に乗ってきたことから、今期(2016年2月期)を初年度とする中期経営計画(3ヶ年)を増額修正するとともに、4年後の成長イメージである「VISION 2020」を発表した。1)オーガニックな出店(既存の国内外事業)、2)国内M&Aの実施、3)更なる海外展開により、2020年2月期の売上高2,000億円を目指す内容となっている。

特に、新たな国内M&A及び海外展開の促進への取り組みが、中長期的な同社の成長をけん引する計画となっている。また、既存の主力事業についても、好調な海鮮居酒屋業態による積極的な展開や、新設されるショッピングセンターや既存ショッピングセンターのテナント入れ替えなどをターゲットとして出店余地は十分にあることから着実な伸びを見込んでいる。

■Check Point
・通期の業績予想は2回目の増額修正を行う
・磯丸水産の積極的な新規出店が中長期的な成長を牽引
・中長期的な利益成長に伴う増配の余地は大きい

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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2015/10/20 16:00:26

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