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ボルテージ Research Memo(1):恋愛ドラマアプリの分野では圧倒的な存在感を有する

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

ボルテージ<3639>はモバイルコンテンツのサプライヤー。企業理念の「アート&ビジネス」に基づき、ゲームともマンガとも異なる新しいストーリーエンターテイメント「ドラマアプリ」というジャンルを確立した。コンテンツのテーマを「恋愛と戦いのドラマ」に絞り込み、恋愛ドラマアプリの分野では圧倒的な存在感を有している。

同社は、日本語版恋愛ドラマアプリにおいてはヒット作を重ね、順調に業容を拡大させてきている。時代の流れとともにコンテンツ配信先のプラットフォームも変遷し、その都度対応を迫られてはきたが、そうしたハードルを乗り越え、モバイル端末の世代やアプリ自体の世代の壁を越えて、常に、恋愛ドラマアプリの分野で業界をリードしてきた。

現状は、いわゆるスマートフォン対応というテクニカルな意味での課題は完全にクリアし、更に本質的な課題に取り組んでいる最中にある。日本語版恋愛ドラマアプリで一定の地位を確立した今、同社はターゲット市場拡大に向けて、1)海外市場向けの英語版恋愛ドラマアプリでの収益基盤確立と、2)国内にあってはサスペンスアプリを立ち上げて新領域の開拓、という2つの課題への取り組みを進めている。

これまでのところ、海外展開は一歩ずつではあるが着実な成長が見られ、今後はさらに一段上のフェーズを目指していく方針だ。一方、サスペンスアプリは依然として試行錯誤が続いており、企業業績の観点では大きなマイナス要因となっている。2016年6月期は、日本語版及び英語版の引き続いての順調な推移と、サスペンスアプリの新作効果によって会社全体での堅実な成長が期待されるが、第1四半期においては、売上高は増収となったが営業利益は費用先行で赤字での着地であった。例年同社の第1四半期は広告宣伝費などの要因もあって赤字傾向にあることも踏まえ、第2四半期以降の巻き返しが注目される。

■Check Point
・テーマを絞り込み、ストーリー性のあるモバイルコンテンツに特化
・市場セグメントごとに設定した戦略領域で売上規模を拡大させる計画
・来期以降で継続的な収益拡大の流れを創ることが重要

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)




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2015/11/11 16:00:25

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