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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家ゆたぽん氏:株取引で大切なことは、自己責任を理解すること(1/2)

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家ゆたぽん氏(ツイッター:@yutanpo104 )が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年4月5日23時に執筆

新年度に入り、日経平均は急落し荒れた相場つきとなっている。相場の急変に、先行き不安を抱いている投資家も多いのではないだろうか。
以前、株取引において大切なことは「上手に負けること」という記事を寄稿させていただいた。今回もまた、テーマや銘柄についてではなく、それ以上に大切だと感じているメンタルについて私が最も感銘を受けた愛読書である、マーク・ダグラス著「ゾーン 勝つ相場心理学入門」からの引用・考察を交えて寄稿させていただく。内容が多少複雑で込み入っており、私自身理解に時間がかかり、まだ本質も理解できていないかもしれない。しかし、様々な類の情報が溢れる現在、多くの人が、投資の自己責任の本質を再確認する必要があると感じているため、少しでもわかりやすく、2回に分けて紹介できればと思う。

株式投資は「自己責任」

耳にたこができるほど聞いたことのある言葉だ。まず初めに、最終的な売買執行のクリックをしているのは誰なのか?言うまでもなく、自分自身である。スターウォーズでいうところの「フォース」の力によって何者かに操られて、やりたくもない売買をやらされている人間はいないと信じている。つまり、自分が開始を決意するまでは何も起こらないということを忘れてはいけない。


◆マーケットは常に中立である

私たちには常に、マーケットにおいて<どの銘柄を、どのくらい、いつ買いor売り、いつ手仕舞いするのか>ほぼ無制限の機会を得ている。これは、マーケットがどの瞬間も中立であることを意味するという。なので、この無制限に提供されている機会を自身がどう解釈するかによって、パフォーマンスの良し悪しが決まってくる。
今日、インターネット上ではありがたいことに様々な情報が溢れている。こうした情報についても、あくまでもただの情報に過ぎず、それ自体が株価を上下させるものではない。それをどう解釈するかが重要であり、多勢が「好材料」と判断し買いを入れた場合に株価が上昇し、その逆もしかりである。
著書の中には、最大の優位性を手に入れることができるのは、流れに乗ることだと述べている。上昇相場の波のときに買いポジションを持ち流れに乗れば利益、流れに逆らった売りポジションを持っていれば損失が発生する。ただし、常に方向を見誤らないようにするのは不可能であり、流れに乗り続けるのは簡単なことではない。
しかし、そんなとき、幸運にも個人投資家には、流れがわからないときに「休む」という選択肢がある。
流れを知ろうとせず右往左往して売買を繰り返し損失の往復ビンタを食らい続けるのは、例えるなら見逃し三振のない野球のような状況で、空振りし続けているのと同じことであり、遅かれ早かれ資金が尽きゲームセットしてしまうだろう。
常に中立なマーケットにおいて、自己判断に委ねられるゲームで失敗を繰り返し続ける場合は、根本的に自分の中で何かが間違っているということである。


◆責任の転嫁をしてしまう理由

少し哲学的な話になるが、「ゾーン」の著者によると、トレードは<制約のない創造的表現の自由を個人にもたらす活動>だそうだ。ただ、人間は生まれてからずっと社会的制約や規則の中に生きている。トレードと社会は、自由と制約、まさに対極な関係であるということだ。その為、作られた社会で育ってきた人間は、完全な自由を与えられた中で自己規律を作ることが難しい。よく株式投資セミナーや本でも「マイルールを作りましょう」なんていうのは、他の誰かが強制的に始まりと終わりを決めてくれないからである。あるとすれば、最悪のケースである追証の強制執行くらいだ。
さらに踏み込むと、人間は自分だけでは完全に満たせない要求、希望、願望を社会的相互関係によって満たすように教育されており、現代社会では様々なサービスによってこの相互依存が機能するようにできているという。例えば、歩いていくには遠すぎるという問題を解決するために交通手段が複数提供されているのも、社会的相互関係である。

他人の推奨や書き込みに影響されて執行した売買によって、損失を出し、不平不満を言う人間がいたとしたら。それは、無意識のうちに、マーケットにおいても自分の知らないことを誰かが補完してくれるという、相互依存の潜在意識が働いているのかもしれない。そう考えると、少し腑に落ちる部分はある。
完全な選択の自由を手に入れている環境下で、自分の解釈が間違っていたことによる好ましくない結果に対して、マーケットや他人のせいにしようとしてはいないだろうか。

自分に都合の良いように解釈し、他人のせいにすることは簡単だ。あの人が言っているし、そうかもしれない!ではなく、なぜその人がそう考えたのかを探ることが大事なのではないだろうか。この続きは、次回に詳しく書きたいと思う。


※あまり難しく考えると疲れてしまうので、私自身、トレードに失敗したときには、毎回レポートの最後に書かせていただいている<盛り上げるか盛り上げないかは大口次第>を前提に、割り切って考えるようにしています。少しは気が楽になるかもしれません。

参考著書:マーク・ダグラス著「ゾーン 勝つ相場心理学入門」

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執筆者名:ゆたぽん(ツイッター:@yutanpo104 )



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2016/04/08 22:03:38

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