日経平均寄与度ランキング（大引け）～ 日経平均は大幅に3日続落、ファーストリテとソフトバンクGで約59円押し下げ – フィスコ in とれまが

22日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり4銘柄、値下がり219銘柄、変わらず2銘柄となった。

日経平均は大幅に3日続落。21日の米国市場では、トランプ大統領の政権運営に対する先行き懸念が強まり、NYダウは237ドル安と今年最大の下げ幅となった。為替市場でも1ドル＝111円台半ばまで円高が進む場面があり、本日の日経平均はこうした流れを受けて309円安からスタートした。寄り付き後も軟調推移となり、北朝鮮がミサイルを発射した可能性があるとの報道が伝わったこともあって下げ幅を400円超に広げた。東証1部銘柄の約92％が下落する全面安の展開だった。

大引けの日経平均は前日比414.50円安の19041.38円となった。東証1部の売買高は20億5553万株、売買代金は2兆6583億円だった。業種別では、保険業が5％を超える下げとなったほか、証券、海運業、銀行業、輸送用機器が下落率上位だった。一方、その他製品のみプラスとなった。

値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で日経平均を約59円押し下げた。円高進行がマイナス視されたホンダ<7267>、トヨタ<7203>、富士重<7270>などの自動車株も値下がり寄与上位に顔を出した。日経平均構成銘柄の下落率トップはT&DHD<8795>で7.2％安、同2位は第一生命HD<8750>で6.3％安だった。米金利低下を受けて保険株が大きく売られた。

一方、値上がりしたのは日本ハム<2282>など4銘柄のみだった。ユニチカ<3103>は前日引け後、優先株の取得及び消却を行うと発表している。関西電<9503>は高浜原子力発電所3、4号機の運転差し止めを認めた大津地裁の仮処分決定を巡り、大阪高裁が同社の抗告に対する決定を28日に出すと関係者に通知したことが伝わっている。


*15:00現在


日経平均株価　　19041.38(-414.50)

値上がり銘柄数　　4(寄与度+0.45)
値下がり銘柄数　219(寄与度-414.95)
変わらず銘柄数　　2

○値上がり上位銘柄
コード 　銘柄 　 　 　 　直近価格 前日比 寄与度
<2282> 日本ハム 　 　 　 　3100 　 　5　+0.19
<5232> 住阪セメ 　 　 　 　 480 　 　4　+0.15
<3103> ユニチカ 　 　 　 　 103 　 　2　+0.08
<9503> 関西電 　 　 　 　1238.5 　 　8　+0.03

○値下がり上位銘柄
コード 　銘柄 　 　 　 　直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 　　34960 　-890 -33.84
<9984> ソフトバンクG 　 　 8053 　-221 -25.21
<6954> ファナック 　 　 　22615 　-390 -14.83
<6971> 京セラ 　 　 　 　　6195 　-143 -10.87
<7267> ホンダ 　 　 　 　　3413 　-129　-9.81
<8035> 東エレク 　 　 　　11365 　-245　-9.32
<4063> 信越化 　 　 　 　　9470 　-228　-8.67
<7203> トヨタ 　 　 　 　　6161 　-212　-8.06
<6762> TDK 　 　 　 　 　　7130 　-210　-7.98
<4543> テルモ 　 　 　 　　3870 　-105　-7.98
<9735> セコム 　 　 　 　　8002 　-207　-7.87
<9433> KDDI 　 　 　 　 　 3007 　 -33　-7.53
<7270> 富士重 　 　 　 　　4120 　-192　-7.30
<6902> デンソー 　 　 　 　5048 　-170　-6.46
<6367> ダイキン 　 　 　　10955 　-140　-5.32
<6770> アルプス 　 　 　 　3305 　-135　-5.13
<6988> 日東電 　 　 　 　　8605 　-134　-5.09
<6857> アドバンテ 　 　 　 1880 　 -66　-5.02
<8766> 東京海上 　 　 　 　4813 　-249　-4.73
<4324> 電通 　 　 　 　 　 6060 　-120　-4.56



＜AK＞