ダイナック Research Memo（9）：横浜にフラッグシップブランド「響」を初出店。商業施設へも実験的に出店 – フィスコ in とれまが

■ダイナック<2675>の業績動向

4. 店舗展開の詳細
2016年12月期はバーレストランでは7店の新規出店を行った。横浜では駅前の横浜スカイビルにフラッグシップブランドの「響」を横浜地区で初めての出店を果たした。また、好調が続く「魚盛」について、派生ブランドである「海鮮食堂魚盛」を大宮コクーンシティに、「海鮮和食魚盛」を西宮ガーデンズに、それぞれ出店した。イタリアのマルケ州に特化したイタリアンの新業態「VILLA BIANCHI」についても、2016年11月に新装オープンの京橋エドグランに新規出店を行った。

大宮と西宮ガーデンズの「魚盛」店舗は商業施設内への出店という特徴がある。これは同社として実験的な試みであり、ターゲットがファミリー層、平日よりも週末の比重が高い、アルコールよりも食事の比重が高い、などの都心部店舗との違いを見極め、今後の店舗展開に生かそうというものだ。

業態変更では、大阪のヒルトンプラザウエストの「卯乃家」を「虎連坊」へ、新宿東口の「WaZa」を「THE OLD STATION」に変更したほか、横浜の「ハワイアンダイニング「TIKI TIKI」は店名をそのまま維持しながらパブリックビアハウスへと業態を転換した。また、大阪マルビルにあるダイニング&バー「TOP30」は、2016年11月に面積を拡大してリニューアルオープンした。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　浅川　裕之）



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