新興市場銘柄ダイジェスト:REMIXが年初来高値更新、DMPは急伸
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
<3825> REMIX 395 +80
ストップ高で年初来高値更新。子会社のビットポイントジャパンが格安航空会社(LCC)のPeachAviationとの間で、Peachの利用客向けへの仮想通貨決済サービスの展開をはじめとする業務提携について合意をしたと発表している。Peachのフライト航空券の購入代金決済にBITPointのビットコイン決済を導入するとともに、旅行先での土産物販売店・飲食店・宿泊施設等でのビットコイン決済の普及、仮想通貨ATMの設置等を両社で共同して行う。
<4308> Jストリーム 619 +100
ストップ高比例配分。ケイ・ピー・アイと共同で、動画データに表示される文字情報を高精度に検出するシステムに関して、日本における特許を取得したと発表している。本特許は動画内に表示される文字情報を正確に検出し、テキストとして取り込みメタデータを生成する技術にかかるもの。人工知能技術を活用し、動画内に現れる文字に背景や各種の色、デコレーションなどがかかっている場合でも正確な検出、認識ができる。
<4707> キタック 330 +42
大幅反発で年初来高値更新。17年10月期の上期(16年11月-17年4月)業績予想を上方修正している。営業利益見通しは従来の2.05億円から2.23億円(前年同期は2.07億円)へと引き上げた。また、営業外収益が伸びたほか、法人税等が予想より低かったことから、純利益見通しは1.15億円から1.54億円(同1.20億円)へと増額した。通期業績予想は据え置いたが、下期の受注動向などについて精査し、修正が必要になれば速やかに開示するとしている。
<2782> セリア 5350 +180
一時5460円まで上昇し上場来高値更新。みずほ証券が投資判断「買い」を継続し、目標株価を従来の5550円から6050円に引き上げている。5月10日に発表された17年3月期決算は営業利益が前期比26.3%増となり、みずほ証券予想を上回った。足元の販売動向も踏まえ、みずほ証券は今後の業績予想を上方修正している。GMS(総合スーパー)や百貨店各社が直営売場の縮小を模索するなか、後継テナントとしてのプレゼンスは今後も高まる可能性が高いとみている。
<3652> DMP 2665 +189
後場に一時2840円まで急伸。任天堂<7974>の携帯型ゲーム機「Newニンテンドー2DS LL」に、同社独自技術「MAESTRO」をベースとしたGPUコアが採用されていることを発表している。これまでも同社は「ニンテンドー3DS」「ニンテンドー3DS LL」「Newニンテンドー3DS」「Newニンテンドー3DS LL」及び「ニンテンドー2DS」向けに3Dグラフィックス対応のGPUコアを提供してきた。
<3185> 夢展望 2110 +400
本日もストップ高で年初来高値更新。引き続き18年3月期の黒字転換見通しなどを好感した買いが向かった。同社は16日、17年3月期決算や株式分割の実施、株主優待制度の導入を発表した。その後は連日の大幅高となっており、現在の株価は15日終値(690円)の約3.1倍となっている。同社の18年3月期(国際財務報告基準、IFRSベース)営業損益は7.80億円の黒字(日本基準の前期は1.54億円の赤字)となる見通し。
<DM>
2017/05/23 15:12:21