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ミルボン Research Memo(4):染毛剤(ヘアカラー)新製品のヒットで2ケタ増。プレミアムブランドも好調を維持

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

■ミルボン<4919>の業績の動向

2. 事業部門別動向
事業部門別では、ヘアケア用剤の売上高は前年同期比2.0%(169百万円)増の8,680百万円となった。プロフェッショナルブランドでは、新商品投入があったものの、第1四半期の不振が尾を引いて全般に期待を下回って推移しているもようだ。プレミアムブランドのオージュアと“milbon”については順調な推移が続いている。

染毛剤(ヘアカラー)部門の売上高は前年同期比10.5%(517百万円)増の5,462百万円となった。若年層向け新商品「オルディーブ アディクシー」が好評で、2月1日の発売後第2四半期末までの5ヶ月間で通年の販売目標を22%上回る実績を上げ、大きなけん引役となった。オーガニックブランドの「ヴィラロドラ」も好調が続いており、なかでも染毛剤のヴィラロドラ カラーがやはり染毛剤部門の伸びをけん引した。ただし、アディクシーの売上高が921百万円と、染毛剤部門全体の増収額517百万円を上回っていることは、既存製品の中に売上高が前年割れとなっているものが多く含まれていることを示しており、この点は注意が必要だ。

パーマネントウェーブ用剤部門の売上高は前年同期比6.8%(45百万円)増の709百万円となったほか、その他部門も同6.3%(6百万円)増の104百万円となり、全社ベースの売上高は同5.2%(738百万円)増の14,956百万円となった。

2017年12月第2四半期の新製品の中では、前述したように、染毛剤の新製品の健闘が目立つ。赤みのあるブラウンを消し去ることで欧米人のように自由なカラーデザインを楽しむことを可能にした「オルディーブ アディクシー」が、第2四半期末時点で通年目標を20%以上上回る販売実績を挙げている。「オルディーブ追加色フェミニティーライン」も通期目標達成に向けて順調な推移を示した。

主力のヘアケア用剤においては、新商品の「エルジューダ メロウセラム/リンバーセラム」は新商品効果を考えれば2017年12月第2四半期の進捗度は同社側の期待値をやや下回ったとみられる。「プラーミア エンリッチド」も通期目標に対して若干下回るペースで推移しているとみられ、これらプロフェッショナルブランドの伸び悩みがヘアケア用剤部門売上高の2.0%増という比較的低い伸びにつながった。

主力ブランドのオージュアは、2017年12月期第2四半期の売上高は2,309百万円と前年同期比5.6%増となった。これまでオージュアは前期比20%を超える成長を続けてきたが、2017年12月期は年末にバージョンアップを控えているため、新製品の投入を見送っている。そうしたなかでの前年同期比5.6%増収という数値は、多少物足りなさも感じるが、ほぼ同社の想定線での進捗とみられる。オージュアを取扱うオージュアサロン窓口軒数も、2017年度第2四半期末で2,963軒に達した。半年前の2016年12月期末から6.6%(184軒)の増加であり、当初掲げた国内3,000軒体制という目標がほぼ達成されたと言える。オージュアの年間売上高は2016年12月期において5,043百万円となり、50億円の大台を超えた。弊社では、オージュアサロンの平均店販額の底上げ余地はまだまだ大きいとみており、年末のバージョンアップを機にどのように成長を再加速させていくのか、期待を込めて見守りたいと考えている。

オーガニックを特徴とする「ヴィラロドラ」はヘアケアとヘアカラーの両方をラインナップしている。ヴィラロドラ全体の今第2四半期の売上高は444百万円(前年同期比22.3%増)と順調な進捗を示した。ヴィラロドラを取扱う窓口軒数は今第2四半期末で6,236軒に達し、半年前の2016年12月期末から10.7%(604軒)増加した。ヴィラロドラのうち、ヘアカラー剤「ヴィラロドラ カラー」の売上高は316百万円と、ヴィラロドラ全体の71%を占めた。ヴィラロドラ カラーの2017年12月期通期の販売目標は516百万円で、今第2四半期の進捗率は61.2%に達しており、極めて順調に推移していることがうかがえる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)



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2017/08/18 15:15:00

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