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サンリツ Research Memo(5):梱包技術を核にした総合物流から3PLや国際物流の分野にも進出

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

■事業概要

3. 梱包技術を核としたサンリツ<9366>事業の特徴
こうした梱包技術を核に運輸や倉庫の能力を合わせてトータルサポートを提供している。倉庫事業では一般的な保管サービスの提供ではなく、工作機械など大型貨物の梱包に必要な大型走行クレーンなどの設備があり、トラックヤードには屋根を設置して雨天でも積み込み・積み下ろし作業が可能となっている。また、一般事務所に劣らない照度や空調を完備した快適な庫内環境で、24時間フルタイムの管理・警備体制を敷いている。流通加工においては、同社は医療機器製造業、修理業の許可を取得し、輸入医療機器の受入検査や保管、出荷という物流業者としては難易度の高い業務を行っている。

運輸事業では、制御機器や通信機器、計測器、医療機器などエレクトロニクス関連の製品を中心に、拠点間を低コストで輸送しており、協力会社のサポートで全国配送も可能である。ただし、昨今の運輸業界の情勢を鑑みれば、自社所有は極力少なくしたいところである。

トータルサポートを突き詰めると、3PLや国際物流の分野へと事業は発展していく。同社は梱包事業を主軸とした3PLを展開している。3PLとは、顧客に対して物流改革の提案を行い、物流業務を包括的に引き受ける事業のことで、まさにトータルサポートそのものである。しかも、自社内での梱包、輸配送、保管、在庫管理、保税通関、最終ユーザーへの配送と、高度な梱包技術と包装設計からスタートする一気通貫性に特徴がある。このため、大手物流他社のような自らの物流機能に合わせたパッケージ販売ではなく、あくまでも顧客ニーズに最適化した物流サービスを提供できるのである。

同社は横浜と成田に保税蔵置場と通関事務所を構え、保税蔵置場には梱包工場を併設している。そして、梱包から保税蔵置・通関、港湾・空港への輸送までを自社で対応しており、あらゆるニーズにきめ細かく丁寧かつスピーディに対応することができる。しかも、NVOCC(外航利用運送事業者)として船会社からスペースを買い取っており、目的地まで責任ある輸送サービスも提供することができる。こうした同社の国際物流の利便性に対する顧客の評価は非常に高い。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)



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2017/12/12 15:05:00

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