新興市場銘柄ダイジェスト：ホープが一時急伸、ITMはストップ高 – フィスコ in とれまが

<2148>　ITM　757　+100
ストップ高。ソフトバンク コマース＆サービス（ソフトバンクC＆S）との間で、クラウド製品をはじめとするIT製品の選択・導入に役立つ製品レビューメディア事業を目的とする合弁会社「アイティクラウド」を設立すると発表している。設立日は4月2日の予定。ユーザーによる製品評価情報を集約し、適切な分析を加えることで、法人向けIT製品の選択・導入のための有用な情報源となることを目指す。

<6195>　ホープ　1300　+41
一時1500円まで上昇。3月8日付で経済産業省資源エネルギー庁による小売電気事業者への登録が完了し、「GENEWAT（ジェネワット）」のサービス名称で電力小売事業へ本格参入すると発表している。自治体の新電力事業者への切り替え実施を後押しすることにより、経費削減支援を目指す。16年4月の電力の小売全面自由化後も多くの自治体は新電力事業者からの購入へ切り替えを実施していないという。

<4583>　カイオム　344　+5
反発。朝方に一時371円まで上昇する場面があった。同社が創製した抗セマフォリン3A抗体について、糖尿病黄斑浮腫及び非眼科領域を含む糖尿病合併症に対する治療薬及び診断薬の開発に関する共同開発ライセンス及び独占的オプション契約をカナダのSemaThera Inc.と締結したと発表している。同社はオプション料を受領するほか、ライセンス契約が締結された場合はマイルストーンや製品売上高に応じたロイヤリティを受け取る。

<2158>　FRONTEO　775　+12
続伸。前場に一時803円まで上昇する場面があった。3月22日引け後に米系運用会社のブラックロック・ジャパンが同社株式に係る大量保有報告書を提出しており、材料視されているようだ。報告義務発生日の3月15日時点において、共同保有者との合算で同社株式を191万7800株（保有割合5.04％）保有しているという。

<3665>　エニグモ　1421　+39
朝安後にプラスへ切り返し、堅調な動きを見せた。トランプ米大統領が中国製品への関税策に署名したことなどから、為替市場では一時1ドル＝104円台まで円高が進んでおり、同社は円高メリット銘柄の一角として物色が向かったようだ。同社は海外の出品者（パーソナルショッパー）から世界中の商品を購入できるファッション通販サイト「BUYMA」を運営している。





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