概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続落、中国景気減速への警戒感により
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
【ブラジル】ボベスパ指数 48388.05 -1.39%
12日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比684.29ポイント安(-1.39%)の48388.05で取引を終えた。49063.87から48027.56まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは17、値下がりは49であった。
中国人民銀行が2日続けて人民元の切り下げを行ったことで、中国の景気減速への警戒感が一段と強まり、ブラジル株への売り圧力が高まった。また、前日の米格付け会社ムーディーズによるブラジル格下げ、この日発表のブラジルの6月小売売上高が、前月比で5カ月連続の下落となったことも、売りにつながったとみられる。
【ロシア】MICEX指数 1697.65 -0.01%
12日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比0.22ポイント安(-0.01%)の1697.65で取引を終了した。ほぼ横ばいであり、1683.35から1703.57で推移した。
中国人民銀行が2日続けて人民元の切り下げを行ったことで、中国の景気減速への警戒感が一段と強まり、世界的な株安拡大にロシア株も圧迫された。一方、安全資産としての買い需要で金が続伸。また、国際エネルギー機関(IEA)が世界の石油需要予測を上方修正したことで、原油相場が底堅い展開となり、ロシア株の下支えになったとみられる。
【インド】SENSEX指数 27512.26 -1.27%
12日のインドSENSEX指数は4営業日続落。前日比353.83ポイント安(-1.27%)の27512.26、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同112.90ポイント安(-1.33%)の8349.45で取引を終えた。
買いが先行した後は売りに押され、終盤に下げ幅を拡大させた。前日の欧米市場が下落したことに加え、中国人民銀行(中央銀行)が人民元を追加で切り下げたことが警戒された。人民元の切り下げがほかのアジア通貨に影響するほか、商品価格を押し下げる可能性があると指摘された。また、インドの輸出にも悪影響を与えると警戒されている。
【中国本土】上海総合指数 3886.32 -1.06%
12日の上海総合指数は値下り。主要指標の上海総合指数は、前日比41.59ポイント(-1.06%)安の3886.32ポイントと続落した。
資金流出の懸念がくすぶる。中国人民銀行による11日の元切り下げに続き、12日も人民元の対ドル基準値を大幅に低く設定したことが嫌気された。上海総合指数は連日で節目の4000ポイントを前に足踏みをしていたため(本日の高値は3937.77ポイント)、上値の重さも意識されている。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。指数はプラス圏に浮上する場面が何度かみられた。
<NH>
2015/08/13 09:42:55