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28日の香港市場概況:ハンセン0.8%安と3日ぶり反落、中国系銘柄の下げ目立つ

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

28日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比220.83ポイント(0.80%)安の27421.60ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が161.26ポイント(1.46%)安の10874.52ポイントとそろって3日ぶりに反落した。売買代金は891億6000万香港ドルとなっている(27日は858億2900万香港ドル)。


人民元安の進行が投資家のセンチメントを冷やす流れ。中国人民銀行(中央銀行)は28日、人民元の対米ドル基準値を4日続けて元安方向に設定した。この日の上海外国為替市場では元売り(=ドル買い)が進み、約1カ月ぶりの元安水準で推移している。年内の米利上げ観測が広がるなか、米ドルの先高観が強まったことも元安の一因だ。昨夜の米株高を好感し、ハンセン指数はプラス圏でスタートしたものの、程なくマイナス圏に沈んでいる。

ハンセン指数の構成銘柄では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が3.5%安、保険事業で中国2位の中国平安保険(2318/HK)が2.6%安、通信キャリア大手の中国聯通(チャイナ・ユニコム:762/HK)が2.5%安と下げが目立った。

空運、紙・パルプセクターも安い。中国東方航空(670/HK)が3.3%、中国南方航空(1055/HK)が3.2%、中国国際航空(753/HK)が1.8%、山東晨鳴紙業集団(1812/HK)が3.0%、玖龍紙業(2689/HK)が2.7%、理文造紙(2314/HK)が2.0ずつ下落した。元安の進行がネガティブ材料視されている。空運各社は元建て債務の比率が高く、紙製品各社は原料を輸入しているためだ。

中国の不動産セクターも売られる。碧桂園HD(2007/HK)が4.1%安、雅居楽集団HD3383/HK)と広州富力地産(広州R&Fプロパティーズ:2777/HK)が2.8%安、万科企業(2202/HK)と首創置業(2868/HK)が2.7%安で引けた。

半面、半導体セクターの一角はしっかり。ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が3.7%高、ICパッケージング・テスティング機器最大手のASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が2.2%高で引けた。27日の米株市場でIC株が急伸した流れを継いでいる。

本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.17%安の3339.64ポイントで取引を終えた。鉄鋼株や不動産株が安い。大手空運株、紙・パルプ株なども下げが目立った。半面、消費関連株の一角はしっかり。白酒(中国の蒸留酒)メーカー最大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が2.0%高の518.46人民元に反発し、上場来の高値を更新した。

【亜州IR】


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2017/09/28 18:07:24

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