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11日の香港市場概況:ハンセン0.6%高で4日続伸、保険大手AIAが4.7%上昇

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

11日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比168.97ポイント(0.55%)高の30897.71ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が0.66ポイント(0.01%)高の12324.68ポイントとそろって4日続伸した。売買代金は1329億7700万香港ドルとなっている(10日の売買代金は1383億4800万香港ドル)。

市場活性化の期待が高まる流れ。中国証券監督管理委員会と香港証券先物委員会は11日、両市場間の「相互乗り入れ」(両株式市場の相互取引)制度について、5月から1日当たり投資枠を4倍に拡大すると発表した。米中貿易摩擦の警戒感も一段と薄らぐ。習近平国家主席が「金融市場の開放や輸入の拡大」を表明したことを受け、トランプ米大統領はツイッターで、「習氏の丁重な言葉に感謝している」とコメントした。ただ、上値は限定的。悪材料の出た一部の本土銘柄が急落し、全体相場を重くした。

寄り付き直後に公表された今年3月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の伸び率ががそろって市場予想を下回った。ただ、PPIが前年実績を上回るのは19カ月連続。市場ではそれほど悲観する声が聞かれていない。

ハンセン指数の構成銘柄では、生命保険業務をアジア大手のAIAグループ(1299/HK)が4.7%高と上げが目立つ。習主席が発表した市場開放策のなかで、保険業に対する外資の出資制限や参入規制の緩和が挙げられたことを好感している。取引所運営の香港交易所(香港証券取引所:388/HK)は1.5%高と続伸。売買手数料などの増加が期待されている。石油関連株も急伸。中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が4.2%高、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が3.8%高で引けた。指数銘柄以外でも、海洋油田掘削サービス大手の中海油田服務(2883/HK)が5.2%高と急伸している。昨夜のWTI原油先物が3.3%高と上昇し、約2週ぶりの高値水準を回復したことが支援材料だ。

一方、他の個別株動向ででは、薬品卸で中国最大手の国薬HD(サイノファーム・グループ:1099/HK)が16.9%安と急落。同社が10日引け後、2018年1~3月期の業績悪化を警告し、純利益が前年同期比で約30%減少するとの見通しを示したことが嫌気された。

本土市場は3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.56%高の3208.08ポイントで取引を終えた。石油関連株や紙パルプ・空運株が高い。不動産株、ITハイテク関連株、銀行株、食品・飲料株なども買われた。


【亜州IR】




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2018/04/11 18:00:00

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