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ギリシャは日本では織り込めず、欧米市場の動向を見極める必要

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 日経平均は大幅に反落。324.63円安の20215.16円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えた。ギリシャで、財政緊縮策の受け入れを争点に行われた国民投票は、緊縮策に反対が6割を超え、チプラス首相は勝利を宣言した。ギリシャのユーロ圏離脱が現実味を帯びたとの見方から、幅広い銘柄に売りが先行し、日経平均は20200-20300円辺りでの推移に。
 セクターでは保険、その他金融、銀行、ガラス土石、鉄鋼などが2%を超える下落。一方で、空運のみがプラスだった。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が7割を超えている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、京セラ<6971>、日東電<6988>、東エレク<8035>などが下落。

 日経平均は寄り付き直後に20200円を割り込む局面もみられたが、その後は底堅い動きをみせている。ただし、ギリシャ問題を織り込むには、週明けの欧米市場の動向を見極める必要があり、リバウンド狙いの買いも限られそうである。後場は日銀によるETF買入れが期待されることになるが、リバウンド力は限られ、押し目拾いのスタンスが継続することになろう。
 その他、株価対策が発表された中国だが、上海指数は7%超の上昇で始まった後は、3%程度に上げ幅を縮めている。万が一マイナス圏ともなれば、インバウンド関連などへの重石になりかねないとみられる。業績に安心感のある銘柄や需給妙味のある銘柄、外部環境に影響を受けづらい銘柄等に、短期資金が向かいやすいだろう。(村瀬智一)

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2015/07/06 12:04:44

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