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抵抗レベルでのこう着感の強い相場展開は続きそう

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 日経平均は大幅反発。272.67円高の20384.79円(出来高概算11億3000万株)で前場の取引を終えた。ギリシャのユーロ圏離脱懸念の拡大を受けた世界株安が警戒されていたが、連休明けのNYダウは46ドル安と小幅な下げにとどまっていた。海外の下げが想定ほど大きくなかったこともあり、自律反発の展開に。
 20300円を回復して始まった日経平均は、寄り付き直後に20400円台を回復する局面をみせた。ただし、今晩開催されるユーロ圏首脳会議などギリシャ協議を見極めたいムードは強く、日経平均は20400円前後でのこう着が続いている。
 セクターでは鉱業が冴えないほかは、電力ガス、パルプ紙、保険、水産農林、空運、海運、医薬品、小売などの強さが目立つ。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。

 日経平均はギャップ・アップで始まった後は、5日、25日線が位置する20400円近辺でのこう着が続いている。一目均衡表では転換線、基準線に上値を抑えられている格好である。ギリシャについては不安感が和らいだ訳ではなく、ここから一気に上値を買い上がる流れにはなりづらいであろう。また、メルケル首相はユーロ圏首脳会議でギリシャの新しい提案を検討したいという考えを示している。しかし、意見がまとまるかは不透明な状況であり、こう着感の強い相場展開は続きそうである。
 物色の流れとしては、原油安を背景に鉱業が弱い半面、電力ガス、パルプ紙、空運、海運といった原油安メリットセクターがしっかり。ただ、あくまでも短期的な流れとみられるため、大引けにかけてのポジション調整の動きには注意しておきたい。また、上海指数は直近安値水準での推移をみせている。安値を更新してくるようだと、インバウンド関連への重石になりそうだ。(村瀬智一)

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2015/07/07 12:13:11

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