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内需系の中小型株などを冷静に仕込みたいところ

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 日経平均は大幅続落。470.92円安の16287.75円(出来高概算12億2000万株)で前場の取引を終えている。3月31日の米国市場では、1日の雇用統計の結果を見極めたいとする模様眺めムードの中、NYダウは小幅に下落している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円高の16765円だった。日銀短観(企業短期経済観測調査)は、大企業製造業DIプラス6と、2期ぶりに悪化。コンセンサスを下回ったことも嫌気される格好となった。

 ただ、寄り付き直後に16700円を割り込むと、その後も断続的なインデックス売りが続く中、日経平均はじりじりと下げ幅を拡大させている。中国の製造業PMIの改善等がみられたが市場の反応は限られ、日経平均は一段安に。結局、500円近い下げ幅で16300円を割り込み、1ヶ月ぶりの安値水準をつけている。

 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1800を超えており、ほぼ全面安商状。セクターでは33業種全てが下げており、電気機器、ガラス土石、電力ガス、機械、医薬品、鉄鋼、鉱業、輸送用機器、精密機器、証券などの弱さが目立つ。

 日銀短観は2四半期ぶりに悪化したが、電気機械がマイナス7と10ポイント悪化したほか、自動車もプラス5と6ポイント悪化というように、輸出関連が悪化。また、28年度上期の想定レートは117円45銭だが、112-113円台の円高水準が続くようだと、一段の業績下振れが警戒されてくる。

 こういった状況下では日銀による追加緩和政策への期待が高まりやすいが、イエレンFRB議長の発言以降、円高傾向に振れやすい需給状況であろう。テクニカル面でも日経平均はボリンジャーバンドでは-1σを割り込み、-2σ水準に接近。一目均衡表では基準線を割り込み、雲下限に接近してきている。MACDはシグナルとのクロスで陰転シグナルを発生させて、マイナス圏に突入してきており、調整が本格化しやすいだろう。

 もっとも海外勢による日本株離れというよりは、アベノミクスの過程で積み上がったポジションの利益確定といったところであろう。消費増税の延期に伴う格下げリスク等が警戒されてくる可能性はあるものの、連れ安となっている内需系の中小型株などを冷静に仕込みたいところであろう。(村瀬 智一)

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2016/04/01 12:23:52

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