自律反発もディフェンシブ系に流れる
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日経平均は小幅に反発。33.63円高の16197.79円(出来高概算10億1000万株)で前場の取引を終えた。1日の米雇用統計は予想を大きく上回ったが、追加利上げ観測はそれ程高まらず、円相場は111円台に。また、原油先物相場が足元で不安定な値動きとなっていることも重しになるなか、日経平均は続落で始まった。先週末に600円近い大幅な下げとなった反動もあり、16000円は割り込まず、売り一巡後はプラス圏を回復している。
しかし、リバウンド基調もそれ程強まらず、一時16238.51円まで切り返した後は、先週末の終値水準を挟んでのもみ合いが続いている。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の7割を占めている。規模別指数では、大型、中型、小型株指数いずれも上昇。セクターでは水産農林、食料品、医薬品、パルプ紙、電力ガス、鉄鋼が堅調。一方で輸送用機器、ゴム製品、海運、ガラス土石、非鉄金属が冴えない。
ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、トヨタ自<7203>、富士重<7270>などが冴えない展開となり、日経平均の重しとなっている。先週末の大幅な下げに対する反動も自律反発の勢いは鈍い。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が7割を占めているが、日経平均がこう着のため、インデックスに絡んだ商いも入りづらいところである。セクターでは輸送用機器が冴えない一方で、医薬品が堅調であり、大幅下落の反動といってもディフェンシブ系に流れており、積極的には手掛けづらいところ。中小型株についてもバイオ関連の一角に短期筋の資金がシフトしている。
まずは下値の堅さを見極めたいところであり、日経平均はプラス圏をキープできるかが注目される。価格帯別売買高では15900-16100円辺りで膨らんでいるが、この水準を下回ってくると、さらに下に走りやすくなる。週間形状では13週線を大きく割り込んできており、トレンドは悪化しているため、15900-16100円レベルを支持線としたいところ。一目均衡表では雲下限の攻防であり、早期に切り返しをみせておきたいところである。(村瀬 智一)
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2016/04/04 12:11:01