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前日の下落分を吸収する程のショートカバーは期待しづらい

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

 日経平均は反発。27.42円高の16589.97円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。米株高が材料視されているほか、直近2日の大幅な下げに対する自律反発の流れもあってか、日経平均は反発して始まった。その後一時16700円を回復する場面をみせたが、米雇用統計など重要な経済指標の発表を控えていることもあり、強弱感が対立する格好。

 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇しており、小型株指数の強さが目立つ。セクターでは水産農林、小売、石油石炭、食料品、陸運がしっかり。半面、電力ガス、鉄鋼、空運、その他金融、パルプ紙が冴えない。

 日経平均は一時16700円を回復する一方で、下げに転じる場面もみせるなど、強弱感が対立している。水準としては25日線や一目均衡表の雲上限が位置しているところでもあり、上値の重しとして意識されやすいだろう。雇用統計の発表を前にポジション調整の動きが出てくる可能性はあるものの、前日の下落分を吸収する程のショートカバーは期待しづらい。

 また、欧州連合(EU)残留・離脱を問う英国の国民投票が23日に迫る中、今年最大のリスク要因とみられており、リスク回避の流れから押し目買いも入りづらい。円相場もドル安に振れやすく、物色は個別対応になりそうだ。本日はファーストリテ<9983>が日経平均を下支えしており、同社を睨みながらの展開。(村瀬 智一)

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2016/06/03 12:11:47

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