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上昇する原油市場、弱気な見方も一考か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。 ガソリンの店頭価格も上昇しており、家計が気になる方もいらっしゃると思います。今回のガソリン価格上昇は、原油先物が約3年半ぶりの高値圏で推移していることに起因しています。そこで、今回は原油相場についてのレポートをご紹介します。

レポートによると、『米国と中国の貿易協議を終え、中国が米国製品の輸入を大幅に増やすことで合意したとする共同声明が発表されました。それにより米中貿易摩擦が沈静化するとの観測により、マーケット全体でリスクオンの流れが強まりました』と伝えています。

さらに、『サウジアラビアのハリファエネルギー相は18日、ブレント原油が80ドル台に乗せたことを受けて、OPEC加盟国と非加盟国による協議を進めていることを明らかとしました。更に、UAEやロシアや主要消費国などエネルギー相に対して、世界市場の不安を緩和する為の世界的な協調協議を呼び掛けていることも明らか』と紹介し、『OPEC諸国の原油高に対する行動は注目』との見解を示しています。

今回の原油価格高騰の背景には、イラン制裁による中東情勢の緊迫化や米国の原油在庫減少に伴う供給減への懸念などがあるようです。レポートでは、『英石油大手BPのダドリーCEOは18日、ブレント原油が80ドル台にまで上昇したことを受けて、「米国のイラン核合意離脱は明らかに原油市場の多くの不安要因をもたらした。米国によるイランへの経済制裁再開で同国産原油輸出が日量30~100万バレル減少する可能性がある。それでもシェールオイルの増産やOPEC諸国の増産能力から、原油が50~65ドルに下落する」との見通しを明らかとしました』と伝えています。

加えて、OPEC加盟国が協調して原油供給の安定化に努める姿勢を示していることや、米国の増産ペースが更に加速する可能性に言及し、『ラマダン入りによる中東の地政学的リスクの低下やEUとイランによる核協議継続への姿勢、OPEC諸国の原油供給の安定化への姿勢などを考慮すると、ここは、原油市場に対して弱気な見方も一考かもしれません』との見解を伝えています。買いポジションを持っている方は利食いを検討するタイミングかもしれませんね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月21日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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2018/05/22 18:22:00

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