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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、G20にらみ買い慎重ムードも

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

20日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。日米首脳会談を終えイベント・リスクの後退から円売りは継続する見通し。ただ、米国ワシントンD.C.で開催されている20カ国財務相・中銀総裁会議(G20)をにらみ、ドル買いは慎重になりそうだ。

本日のアジア市場で、ドル・円は朝方107円半ばでもみ合った後、日経平均株価が切り返し、米10年債利回りが約1カ月ぶりに2.91%台に上昇するなかで、ドル買い・円売りが優勢となり、一時107円73銭まで値を切り上げた。17-18日に行われた日米首脳会談で米国からの円安けん制がみられず、安心感から円売りとなった流れが続いているとみられる。

今晩は、米国の経済指標の発表予定はなく、ユーロ圏の4月消費者信頼感指数の発表が材料になる。予想通りマイナスとなれば、昨年10月以来6カ月ぶりで、26日開催の欧州中央銀行(ECB)理事会を前に出口戦略への思惑が後退する可能性があり、ユーロ売り・ドル買いに振れ、ドル・円をある程度押し上げる要因となりそうだ。また、米国株が持ち直せば、節目の108円回復に期待感が広がる。ある市場筋は「108円ワンタッチぐらいはありそうだ」との見方を示している。

ただ、G20での議論を前に積極的な売り買いは手控えられる可能性がある。会合では、米トランプ政権による保護主義的な通商政策の影響や是非に関して議論される見通し。米国が貿易不均衡是正に向けた姿勢を強めていることで、引き続き対日貿易赤字問題が意識され、米中貿易摩擦激化への警戒感も根強く、ドル買い・円売りは一服しそうだ。(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 カナダ・2月小売売上高(前月比予想:+0.4%、1月:+0.3%)
・21:30 カナダ・3月消費者物価指数(前年比予想:+2.4%、2月:+2.2%)
・22:40 エバンス米シカゴ連銀総裁講演(経済情勢と金融政策)
・23:00 ユーロ圏・4月消費者信頼感指数(予想:-0.1、3月:0.1)
・IMF・世銀春季総会(22日まで)
・G20財務相・中銀総裁会議(ワシントンD.C.)




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2018/04/20 17:25:00

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