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USS Research Memo(1):4期連続で過去最高益を更新、16年3月期も増収増益を見込む

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

ユー・エス・エス<4732>は中古自動車のオートオークション運営事業で市場シェア32%とトップ。子会社で中古自動車等買取販売事業やリサイクル事業なども手掛ける。営業利益率で50%に迫る高い収益性と、500億円弱の潤沢なネットキャッシュ(現預金+有価証券-有利子負債)を背景に、株主還元に積極的(連結配当性向45%以上)な企業として注目される。

2015年3月期の連結業績は、売上高が前期比0.7%減の67,466百万円、営業利益が同2.2%増の33,411百万円となり、利益ベースでは4期連続で過去最高益を更新した。中古自動車等買取販売事業の落ち込みで売上高は微減となったものの、オートオークションの出品台数が前期比2.1%増、成約台数が0.3%増と堅調に推移したほか、人件費や販促費、租税公課など販管費が減少したことで増益となった。

2016年3月期の業績は、売上高が前期比5.5%増の71,200百万円、営業利益が同4.8%増の35,000百万円と増収増益を見込む。オークション出品台数が前期比6.7%増と拡大するほか、外部落札手数料や商談落札手数料の値上げを7月より実施することが増収増益に寄与する。また、大規模会場での出品台数強化を図るため、会場単位の手数料割戻制度も7月より5会場で導入する予定で、若干のプラス寄与を見込んでいる。

拠点戦略に関しては、オークション会場のリニューアル、新築移転などを積極的に進めていく。2016年7月までに名古屋会場に立体ストックヤードを新設、稼働させるほか、2017年4月には低価格車専用のUSS-R名古屋会場を名古屋会場敷地内に新築移転する。また、札幌・静岡会場も2017年4月までに新会場を稼働させる予定で、これらだけで約167億円の設備投資となる。会場の利便性・快適性を向上することで、集客力並びに出品台数の拡大を進めていく。また、ネットワーク戦略としては、中古車輸出支援サイトを新たに構築し、海外の中古車輸出業者向けのサービスを拡充する。今期中には開発を完了し、トライアルサービスを開始したい考えだ。

■Check Point
・利益ベースでは会社計画を上回り、4期連続で過去最高を更新
・2016年3月期も連続で過去最高益を更新する見通し
・2016年3月期も増配を予定、今後も増配を進めていく方針

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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2015/07/03 16:25:27

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