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USS Research Memo(2):オートオークションが主力事業

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

■事業概要

ユー・エス・エス<4732>の事業セグメントは、オートオークション事業、中古自動車等買取販売事業、その他事業(リサイクル事業等)と3つに区分されており、このうちオートオークション事業が売上高の74.5%、営業利益の96.6%を占める主力事業となっている。

(1)オートオークション

オートオークション事業では、オークション運営会場を国内17ヶ所で展開している。主な収入は出品会員から徴収する出品手数料及び成約手数料、落札会員から徴収する落札手数料からなる。

同社グループのオートオークション出品台数シェアは、2014年実績で32.3%と2位以下を大きく引き離し、業界最大手となっている。現車会員数は46,307社(2015年3月末)と圧倒的な数を誇っている。東京会場や名古屋会場など大規模会場を利便性の良い郊外に立地し、良質な中古車を大量出品することで集客力を高め、成約台数を増やし、さらに出品台数を増加させるビジネス戦略で成長を続けてきた。

地域別出品台数シェア(2014年実績)で見ると、同社グループは北海道、関東・甲信越、中部、中国・四国、九州・沖縄地区でトップシェアとなっており、東北地区は0.1ポイント差で2位となっている。また、近畿地区のシェアは13.1%と同じく2位だが、トップのHAA神戸が33.8%となっており、やや乖離している。今後のシェア拡大を進めていくうえでは関西地区のシェア拡大が課題と言える。

(2)中古自動車等買取販売

2014年7月に同社子会社の(株)R&Wから会社分割して設立した(株)ラビット・カーネットワークで中古車の買取チェーン店「ラビット」を全国に170店舗(うちフランチャイズチェーン店148店舗)展開している。また、R&Wは2015年1月1日付で商号を(株)リプロワールドに変更し、引き続き事故現状車の買取販売を行っている。いずれの子会社も買取った中古車両に関しては、大半を同社グループのオークション会場に出品しており、オートオークション事業の補完的事業と位置付けられる。

(3)その他

その他の事業では、子会社の(株)アビヅや(株)カークエスト東洋事業部でリサイクル事業を展開しているほか、(株)USSロジスティクス・インターナショナル・サービスで、中古自動車の輸出手続代行サービスを行っている。

アビヅは廃自動車の解体などによって生じる鉄スクラップや中古パーツなどの販売、カークエスト東洋事業部では廃タイヤなどを原料とした弾性舗装用ゴムなどの製品化を行っている。また、USSロジスティクス・インターナショナル・サービスは、東京会場と横浜会場の2拠点で、両会場で落札した輸出業者向けにサービスを提供している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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2015/07/03 16:29:29

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