アルトナー---高度なニーズに応える設計・開発に特化した専門的技術サービス集団
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
アルトナー<2163>は、機械設計開発、電気・電子設計開発、ソフトウェア開発の技術派遣が主力。研修を実施している「ヒューマンリソース事業本部」をはじめ、エキスパートを中心としたチームで構成される「ハイパーアルトナー事業本部」、ハイエンドからローエンドまでをカバーする「エンジニア事業本部」、新卒・キャリア採用と転職を見据えた「エンジニアエージェンシー事業本部」の4つの事業本部を設けている。
同社の特徴は、いわゆる登録型派遣とは異なり、エンジニア全員を自社で正社員雇用し、独自の研修・教育プロセスを経て、顧客企業へ派遣。顧客企業の高度なニーズに応えるパートナーシップを確立している。主要取引先は、各分野をけん引するトップ企業であり、これまで400社を超える顧客企業実績を誇る。また、同社は設計・開発に特化した専門的技術サービス集団であるため、顧客企業のコアとなる開発部門の業務を推進している。そのため、高単価契約の実現が可能となる。
主な技術サービスでは、エコカー、産業用ロボット、介護用ロボット、エネルギー管理システム、医療機器、スマートフォン・タブレット、鉄道、人工衛星、航空機、次世代半導体など幅広い。エコカー一つをとってみても、エコカー充電器の開発業務(機械設定開発)、リチウムイオン電池の開発業務(機械設計開発)、駆動用モーターの開発業務(機械設計開発)、インバーターの評価業務(電気・電子設計開発)、ブレーキ制御システムの開発・評価業務(ソフトウェア開発)など多岐にわたる。
足元の業績は、2015年1月期第1四半期の売上高が前年同期比15.4%増の11.63億円、営業利益が同85.6%増の1.64億円、経常利益が同73.4%増の1.56億円、四半期純利益が同75.1%増の0.96億円だった。売上高については、技術者派遣事業において、稼働人員、技術者単価、労働工数が前年同期を上回ったことで増収。利益面では、売上高の増加に加え、稼働率が高水準で推移した影響もあって大幅な増益となっている。
同社を取り巻く市場環境は、主要顧客である自動車業界においては、エコカー、先進安全自動車等の開発比重の高まりにより、機械設計開発分野に加え、電気・電子設計開発分野、ソフトウェア開発分野の技術者の要請が大幅に増加。また、電気機器メーカーからの要請も引き続き堅調に推移している。
15年1月期通期については、売上高が前期比3.4%増の44.33億円、営業利益が同19.6%増の4.02億円、経常利益が同18.3%増の4.04億円、純利益が同22.3%増の2.57億円とする期初計画を据え置いている。通期計画に対する第1四半期営業利益の進捗率は40.7%となる。
今期の配当については、現時点での業績予想等を考慮し、1株当たり前期比5円増額の年30円(中間配当15円、期末配当15円)を予定。配当性向は30.9%となる。
<SF>
2015/07/10 07:24:14