ミルボン Research Memo(7):社内計画に対しては売上高・利益ともに上振れ
出所:http://www.fisco.co.jp/media.html
■業績動向
(1) 2015年12月期の第2四半期(中間期)決算
ミルボン<4919>の2015年12月期の第2四半期は、売上高13,074百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益2,370百万円(同10.5%増)、経常利益2,270百万円(同14.6%増)、当期利益1,444百万円(同21.4%増)で着地した。同社の社内的な計画に対しては、売上高、利益ともに上振れとなったもようだ。通期予想に対する進捗状況という点でも、全体的におおむね50%を達成しており、総体的に好調な決算であったと言える。
部門別では、主力のヘアケア用剤の売上高が前年同期比11.5%増の7,655百万円となった。プレミアム・ブランドの「オージュア」が前年同期比21.4%増収の1,884百万円と順調に伸長したほか、働く20代女性をターゲットにした新ブランド「ジェミールフラン」(4月21日発売)もヒット商品となり、実質2ヶ月間で249百万円の売上高を記録した。これは今年度の年間目標(400百万円)に対して62.4%の進捗だ。
染毛剤の売上高は前年同期比4.8%増の4,606百万円となり、前期のマイナス成長から反転となった。主力ブランド「オルディーブ」での追加色と、グレイカラー剤(白髪染め用カラー剤)における新ブランド「オルディーブ クリスタル」が、いずれも好評をもって迎えられたことが売上高の増収に貢献した。
パーマネントウェーブ用剤の売上高は前年同期比9.9%減の718百万円となった。パーマネントウェーブ用剤市場は消費者からの需要減少と美容サロン側の意欲低下が相まって縮小傾向が続いている。同社もそうした市場全体の流れにはあらがえず、減収となった。
利益面では、売上高の伸びに対して売上原価の増加が抑制されて売上総利益が増加し、販管費における人員増や昇給に伴う人件費の増加のほか、東京銀座支店開設に伴う費用増加も完全に吸収することができた。その結果、営業利益は前年同期比10.5%増となった。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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2015/08/04 16:58:32