概況からBRICsを知ろう～ロシア株式市場は5日続伸、マイナス圏で推移した後は終盤にプラス圏を回復した – フィスコ in とれまが

【ブラジル】ボベスパ指数　63521.34　+0.86％

22日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比540.97ポイント高(+0.86％)の63521.34で取引を終えた。63747.06まで上昇した後、一時62496.17まで下落した。

マイナス圏でもみ合った後は終盤に買い戻された。前日の大幅下落を受けた反動から買い戻しが優勢となった。また、インフレ鈍化も支援材料。3月の消費者物価指数（CPI）上昇率（前年同月比）は4.73％となり、前月の5.02％から鈍化した。一方、海外株安が警戒され、指数は積極的に上値を追う展開はみられなかった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数　2061.53　+0.66％

22日のロシア株式市場は5日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比13.46ポイント高(+0.66％)の2061.53で取引を終了した。2061.53から2030.55まで下落した。

マイナス圏で推移した後は終盤にプラス圏を回復した。国営企業の配当が前年から拡大するとの期待が高まり、関連銘柄に買いが広がった。一方、海外株安が警戒され、ロシア市場も売りが先行。また、原油価格の下落も指数の足かせとなった。

【インド】SENSEX指数　29167.68　-1.08％

22日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比1.08％（317.77ポイント）安の29167.68、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同91.05ポイント安(-1.00％)の9030.45で取引を終えた。

売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。前日の欧米市場の下落やこの日のアジア市場が軟調な展開を示したことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、原油価格の続落も資源セクターの売り圧力を強めた。

【中国本土】上海総合指数　3245.22　-0.50％

22日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比16.39ポイント安（-0.50％）の3245.22ポイントと3日ぶりに反落している。

欧米やアジアの主要株価指数が軒並み下落するなか、投資家心理が悪化する。金利水準の上昇も足かせ。資金ひっ迫懸念がくすぶっている。上海銀行間取引金利（SHIBOR）は今月に入りほぼ一本調子で上昇。1カ月物は足元で4.39％台と約1年11カ月ぶりの高い水準を連日で更新した（今月初めは4.07％台）。



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