概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は弱含み、外国人投資家の売り継続が気がかり材料
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【ブラジル】
休場
【ロシア】MICEX指数 1944.72 +0.65%
21日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMICEX指数は前日比12.55ポイント高(+0.65%)の1944.72で取引を終了した。1955.43から1932.82まで下落した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。通貨ルーブル安に伴い、資源輸出大手に買いが継続。また、大手銀行ズベルバンク(SBER)の増配観測も引き続き同セクターの支援材料となった。一方、指数の上値は重い。原油価格の続落が嫌気されたほか、フランス大統領選挙の投票を控え、慎重ムードが重い。
【インド】SENSEX指数 29365.30 -0.19%
21日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比57.09ポイント安(-0.19%)の29365.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同17.00ポイント安(-0.19%)の9119.40で取引を終えた。
前半はプラス圏で推移したが、後半は売りに押された。外国人投資家(FII)の売り継続が気がかり材料。FIIはこの日までに10日連続の売り越しとなった。また、通信大手ウィプロがリストラを実施するとの報道や、米ビザ審査の強化なども同セクターの圧迫材料となった。
【中国本土】上海総合指数 3173.15 +0.03%
21日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.05ポイント高(+0.03%)の3173.15ポイントと続伸した。
資金流出の懸念がやや和らぐ。国家外貨管理局の最新統計によれば、銀行を介した資本取引は今年1~3月も流出超過が続いているものの、その規模は前年同期と比べて大幅に縮小している。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給もプラス。人民銀は今週、リバースリポを通じ計3600億人民元の資金を市中に供給した。期日到来分との差し引きでは1700億人民元の供給超。週間の供給超は2週連続となり、規模は約3カ月ぶりの大きさだった。ただ、上値は限定的。直近で上げの目立っていた銘柄群が下落し、相場の重しとなった。
<CS>
2017/04/24 09:57:18