概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、足元での高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった – フィスコ in とれまが

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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は4日ぶりに反落、足元での高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった

出所:http://www.fisco.co.jp/media.html

【ブラジル】ボベスパ指数 64676.55 -0.29%
27日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比185.37ポイント安(-0.29%)の64676.55で取引を終えた。65326.50まで上昇した後、一時64292.09まで下落した。

買いが先行した後は売りに押され、その後はマイナス圏でもみ合った。ウエートの高い資源銘柄の下落が指数を圧迫。鉄鉱石価格の先行き見通しに対するネガティブな見方などが嫌気された。また、原油価格の下落も足かせに。国内では、不透明な政治環境が引き続き圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数 2011.67 -0.75%
27日のロシア株式市場は6日ぶりに反落。主要指標のMICEX指数は前日比15.25ポイント安(-0.75%)の2011.67で取引を終了した。2024.49から2005.35まで下落した。

終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢。また、原油価格が反落したことも足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。景気対策の発表が好感された。メドベージェフ首相は27日、成長率を押し上げるため、工業生産の支援資金として政府が計800億ルーブル(約1560億円)を用意すると発言した。

【インド】SENSEX指数 30029.74 -0.34%
27日のインドSENSEX指数は4日ぶりに反落。前日比103.61ポイント安(-0.34%)の30029.74、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同9.70ポイント安(-0.10%)の9342.15で取引を終えた。

おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや拡大させた。両指数とも前日26日過去最高値を更新しており、足元での高値警戒感から利益確定売り圧力が強まった。ほかに、外国人投資家(FII)の売り継続も圧迫材料。FIIはこの日、2日連続の売り越しとなった。

【中国本土】上海総合指数 3152.19 +0.36%
27日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比11.34ポイント高(+0.36%)の3152.19ポイントと3日続伸した。

政策銘柄が買われる展開。金融規制強化の動きなどを懸念した売りが先行したものの、新都市開発関連のテーマ株が大幅続伸し、投資家のセンチメントを上向かせた。指数は中盤からプラスに転じている。国家級プロジェクトの河北省「雄安新区」設置に対する期待感が大きい。関連銘柄では、保定天威保変電気(600550/SH)が9.9%高、天津創業環保集団(600874/SH)が7.8%高で引けた。ゼネコン株や建機株、素材株などもしっかり。



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2017/04/28 10:08:59

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